ウチダ マナブ
Manabu UCHIDA
内田 学 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/12 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 要介護高齢者における呼吸筋力・呼吸機能と身体組成・運動能力の関係 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 理学療法科学, |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 29(5),539-543頁 |
著者・共著者 | 著者:山口育子、内田学、丸山仁司 |
概要 | 要旨:地域在住要介護高齢者の呼吸筋力・呼吸機能の実態把握と,身体運動機能や身体組成との関係について検討する.対象は歩行が自立している地域在住要介護高齢女性29名とした.呼吸筋力には最大吸気口腔内圧(PImax),最大呼気口腔内圧(PEmax),呼吸機能には肺活量(VC),努力性肺活量(FVC),1秒量(FEV1.0),最大呼気流速(PEFR)を測定した.運動能力には握力,等尺性膝伸展筋力,30秒立ち上がりテスト,5m歩行時間(通常速度と速歩),Timed Up and Go Test,片脚立位時間,Functional Reach Test,6分間歩行テストを測定した.身体組成は身長,体重,BMI,下肢総筋量,体内総筋量,体内総筋率を測定した.全身筋量,筋力は年代別基準値や予測値と近似していたが,呼吸筋力・呼吸機能と運動耐容能は著明に低下していた.相関分析の結果,吸気筋力と運動耐容能には正の関連が認められた.高齢者の活動性を維持するには,呼吸筋力を保つことが重要であることが示唆された. |