ウチダ タツジ
Tatsuji UCHIDA
内田 達二 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻教員 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 急性期病院の看護師が感じる認知症に関連した症状の対処困難感と看護介入の関連 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本早期認知症学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 6(1),52-57頁 |
著者・共著者 | 鈴木みずえ,桑原弓枝,吉村浩美,内田達二,菊池慶子,水野裕 |
概要 | 急性期病院における看護師が対処困難と感じる認知症に関連した症状の実態について調査を行った。平成23年10月から12月に急性期医療施設であるA病院とB病院の病棟看護師を対象に自記式アンケート用紙を配布した。調査内容は、対象者の属性、認知症に関連する症状の頻度、認知症に関連した症状に対する対処困難感の程度、認知症に関連した症状に関する看護介入であった。看護師696名にアンケートを配布し、372名からの返信を得た。有効回答数は267名であった。認知症に関連した症状に対する対処困難感の因子分析の結果、第一因子「治療・看護援助を障害する行動に関する困難感」、第二因子「興奮・多動行動も対する対処困難感」、第三因子「不適切な行動や物忘れに対する対処困難感」、第四因子「失禁に対する対処困難感」、第五因子「不適切な移動に対する対処困難感」の5つの因子を抽出した。認知症に関連する症状に対して重回帰分析を行ったところ、「馴染みの看護師のケア担当」や「名前を読んで話しかける」などが対処困難感を有意に抑制しているという結果が得られた。 |