カワモリタ チアキ
Chiaki KAWAMORITA
川守田 千秋 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 看護学科 看護学教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/09 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 看護師による排泄用具の評価に基づく用具改善の方向性 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本看護技術学会誌, |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 7(2),103-112頁 |
著者・共著者 | 植村由美子、櫻井美奈、山口由子、水戸優子、牧野美幸、川守田千秋、相馬朝江 |
概要 | 他人に援助を委ねたくない排泄行動の援助において、優れた用具が開発されれば、患者・看護師に資するものは大きい。 そこで、既存の排泄用具の問題と開発に向けての課題を明らかにする目的で、臨床経験3年以上の看護師を対象に、代表的な12種類の排泄用具の使用経験や使用感について質問紙調査を行った。 有効回答479通を分析した結果、よりよい排泄援助に必要なすべての条件を満たす排泄用具は認められなかった。本調査から次のことが明らかになった。排泄用具の問題は、用具自体の問題、援助技術と不可分の問題、病棟や病室の構造に関連した問題、排泄をめぐる課題、看護師の課題が複合していた。排泄用具の開発上の課題には、看護師の排泄や排泄用具に関する関心を高めること、排泄用具の更新と購入予算の確保、患者・看護師・業者の協働があった。用具開発の視点には、排泄感覚の尊重、病棟・病室への適合、援助が失敗しにくい、等が重要であることが示唆された。 本人担当部分:文献検討、研究計画立案、調査の実施、データ集計・分析、考察 |