ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/09 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 集束探触子を用いた豚大腿骨に挿入された髄内釘横止め穴の位置検出 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 臨床バイオメカニクス |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 30,233-242頁 |
著者・共著者 | 水口義久、杉山肇、 浜田良機、中村正信、堀内忠一 |
概要 | 大腿骨や脛骨の骨幹部における骨折では, 図1に示すように, X線透視をしながらターゲットデバイスを用いてガイドシースが横止め穴の中心にくるように移動させ, その位置で固定用ねじを皮膚上から大腿骨内に挿入された髄内釘横止め穴に向けて刺入し, 骨と髄内釘を固定する方法が多く用いられている. しかし, ターゲットデバイスを用いても横止め穴位置を正確に求めるためには数分間のX線透視が必要であり, X線被曝が問題視されている1),2),8). 特に術者の累積線量は莫大となり, 放射線障害が危惧されている. 著者らはX線被曝のない方法として, 超音波走査による横止め穴の検出法を提案し, その基礎研究として, 垂直探触子3),5),7)ならびに円筒型探触子4)を用いた超音波走査による水浸法により, 皮質骨のみからなり骨断面形状も単純な場合における, 豚大腿骨内に挿入された髄内釘横止め穴の中心位置を検出する方法を報告してきた. 特に, 円筒型探触子を用いた超音波法は, 1個の垂直探触子を用いた超音波法に比べ, 髄内釘横止め穴の中心位置を検出後に探触子を取り外さないで固定用ねじを刺入できるので, より実用的であることを明らかにしてきた. |