ツカハラ セツコ
Setsuko TSUKAHARA
塚原 節子 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 看護学科 看護学教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/02 |
形態種別 | 研究論文(その他学術会議資料等) |
査読 | 査読あり |
標題 | 青年期の交通外傷による高次脳機能障碍者への就労維持に対する家族の支援プロセス |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Toyama Medical Journal |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | l22(1),8-13頁 |
著者・共著者 | 塚原節子、泉キヨ子 |
概要 | 青年期外傷性高次機能障害者を持つ家族が当事者らの就労をどう支援しているのかそのプロセスを明らかにした。対象は、青年期に交通外傷等によって高次脳機能障害者となった子を持つ家族11家族とした。調査内容は彼らの就労をどう支援していったのかを聞き取り調査した。分析は修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを使用した。
結果コアとして【親が道しるべ】が存在し、9つのカテゴリーが抽出された。親自身が早い段階で【障害を認める】態度で接していた。また【周囲を巻き込む】【周囲に理解してもらう】ことをしながら、本人には【強い態度で臨む】【社会規範を諭す】【繰り返し挑戦させる】かかわりをしていた。反面【見守る】や【居場所を見つけてやる】というカテゴリーが抽出された。家族は早い段階で障害をみとめつつ、彼らの道しるべとなり、周囲を巻き込みながら就労という【居場所を見つけてやる】という支援プロセスが示唆された。 本人担当部分:企画校正、論文作成 |