ハネダ ヨシヒロ
Yoshihiro HANEDA
羽田 圭宏 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/03 |
形態種別 | 研究論文(大学、研究機関紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 高齢者における筋力トレーニング前後の骨格筋量と下肢筋力の関連性について
(筆頭論文) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 帝京大学福岡医療技術学部 紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (第5号),61-65頁 |
著者・共著者 | 共著者:羽田圭宏,高野吉朗,志波直人 |
概要 | 近年、注目されているBio-electrical impedance Analysis(BIA法)は、生体に微弱な交流を通電することで生体の電気抵抗を測定し、その値より身体組成を推定する。BIA法は、簡便に体脂肪や骨格筋量などを測定できることから、臨床応現場で多く用いられる。しかし、BIA法に関する報告は横断研究が殆どであり、長期間の筋力トレーニング前後の骨格筋量と筋力との関連性に関して明らかにされていない。そこで、地域の健常高齢者10名(年齢66.5±5.44歳、男性3名、女性7名)を対象に、膝屈伸筋力トレーニング前後での骨格筋量と膝最大筋力との関連性について検討を行った。結果、運動介入前後の膝伸筋に有意な増加を認めたが、骨格筋量に関してはトレーニング前後での有意な差は認められなかった。今回の結果より、筋力の改善は示したものの骨格筋量にはその結果が反映されないことが示唆され、筋力の変化としての指標として使用していくためには更なる検証が必要になることが考えられた。 本人担当部分:研究デザインの作成、実験データの収集・解析・まとめ |