ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/11 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | Meniscal Ganglion Cysts without Accompanying Meniscal Tears: A Report of 2 Cases
(半月板断裂を伴わない半月板ガングリオン 2症例の報告) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Yamanashi Medical Journal |
巻・号・頁 | 24(3),83-88頁 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | Satoshi OCHIAI、Tetsuo HAGINO、Masanori WAKOU、Satoshi ANAYAMA、Hideki KOHNO、Yoshiki HAMADA |
概要 | 症例1はバスケットボール部所属の13歳男児で、約1ヵ月前から右膝の痛みと塊を自覚し、MRI画像所見等により半月板ガングリオンと診断された。開放手術により半月板辺縁および関節包の一部と共に塊を切除した。症例2は31歳女性で、14年前にバスケット競技中に右膝を捻挫し保存的に治療されたが右膝の違和感が持続し、6ヵ月前から右膝のクリック音と痛みが出現した。MRI所見等から外側半月板から生じたガングリオンが疑われ、関節鏡下、著明に腫大した前角から外側半月の前部区域を切除した。いずれも組織病理学的にガングリオンと確認され、術後、症状は消失し再発は認めない。半月板損傷と関連のない半月板ガングリオンは極めて稀であり、ガングリオンを含む膝関節半月板術切除術による治療が有効である。 |