コジマ モトナガ   Motonaga KOZIMA
  小島 基永
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員
   職種   教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 2017/08
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 Inverse association between height-increasing alleles and extreme longevity in Japanese women.
日本人女性における高身長遺伝子と長寿との間の逆相関の検討
執筆形態 共著
掲載誌名 The journals of gerontology. Series A, Biological sciences and medical sciences
掲載区分国外
巻・号・頁 第21巻
著者・共著者 共著者:Kumpei Tanisawa, Nobuyoshi Hirose, Yasumichi Arai, Hiroshi Shimokata, Yoshiji Yamada, Hisashi Kawai,Motonaga Kojima, Shuichi Obuchi, Hirohiko Hirano, Hiroyuki Suzuki, Yoshinori Fujiwara, Kazushige Ihara, Yu Taniguchi, Shoji Shinkai, Maki Sugaya, Mitsuru Higuchi, Tomio Arai, Seijiro Mori, Motoji Sawabe, Noriko Sato, Masaaki Muramatsu, and Masashi Tanaka
概要 疫学研究により低身長の者は長生きしやすいという結果が報告されていることに加え、長寿・老化において重要な役割を担うインスリン/IGF-1シグナルに関与する遺伝子上の多型が、長寿と身長の両方に関連することが報告されていることから、長寿と身長に関連する遺伝子は一部重複することが考えられる。しかし、これまでにゲノムワイド関連解析(GWAS)で同定された身長関連SNPと、長寿との関連は明らかにされていない。そこで、過去に日本人を対象としたGWASにより同定された身長関連SNP(一塩基多型)のうちHumanExome BeadChipに搭載されている21SNPをピックアップし、それぞれのSNPおよび高身長と関連するアレルの保有数と、身長・長寿との関連を検討した。その結果、女性において、高身長と関連するアレルの保有数が少ないほど長寿になりやすい(遺伝的に身長が低い者ほど長寿になりやすい)という結果が得られた。男性では有意な関連は認められなかった。
また、高身長と関連するアレルの保有数が多いほど身長が高いという結果が得られ、過去のGWASで同定された身長関連SNPの再現性が確認された。

本人担当部分:データベース計画・構築補助、データ収集