カワモリタ チアキ
Chiaki KAWAMORITA
川守田 千秋 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 看護学科 看護学教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/09 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | デルファイ調査による看護教育者と看護実践者が合意する看護基礎教育卒業時の看護技術の到達目標と到達度に関する検討 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本看護科学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 31(3),321-331頁 |
著者・共著者 | 水戸優子、小山眞理子、片平伸子、 山口由子、 川守田千秋、植村由美子、野崎真奈美、鶴田惠子、手島恵 |
概要 | 目的:教育と臨床の専門家が合意する看護基礎教育卒業時の看護技術の到達目標と到達度を明らかにする.
方法:デルファイ法により,看護の教育者91名および看護実践者98名の専門家の協力を得て158項目の看護技術の到達目標に関する質問紙調査を3回実施した. 結果:到達目標は143項目に絞られ,うち138項目は教育者・看護実践者合わせて80%以上の同意率,残り5項目も74~79%であり,ほぼ合意が得られた.それらは,到達度Ⅰ(ひとりで実施できる)が33項目,到達度Ⅱ(指導のもとで実施できる)が53項目であり,日常生活行動援助の看護技術が多く含まれた.また到達度Ⅲ(学内演習で実施できる)が20項目,到達度Ⅳ(知識としてわかる)が37項目であり診療に伴う看護技術が多く含まれた. 結論:明らかになった到達目標と到達度は,看護基礎教育と継続教育のギャップを埋め,看護技術教育の充実をはかる上で有用な基礎資料になると考える. 本人担当部分:文献検討、研究計画立案、調査の実施、データ集計・分析、考察 |