ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/01 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 受傷後2週間以降に.掌側ロッキングプレートを用いて骨接合術を施行した橈骨遠位端骨折の治療成績 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本手外科学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 30,471-474頁 |
著者・共著者 | 有薗行朋、浜田良機、守宏介 |
概要 | 橈骨遠位端骨折において受傷2週間以降に手術をした症例の治療成績を検討した.対象は受傷15日以上経過して掌側ロッキングプレートによる手術をおこなった20例で,平均年齢60.9歳.平均経過観察期間16.5ヵ月.手術までの待機期間は平均20.9日であった.骨折型はAO分類TypeA2:2例,A3:10例,C1:4例,C2:2例,C3:2例であった.このうち関節外骨折12例をA群,関節内骨折8例をC群とし,対照群として同時期の症例で14日までに手術をしたTypeA 19例をB群,TypeC 27例をD群として関節内と関節外骨折を別々に比較した.評価項目としてX線所見でのUV,PT,RI値と関節内骨折ではgap,step-offを測定した.臨床成績は,関節可動域と握力の評価を行い,手関節機能評価としてCooneyの評価法を用いた.最終観察時のX線所見では,関節外骨折にきいてA群のPTが対照群に対して有意に劣っていた.関節内骨折では,C群のPT,UV,gapが対照群に対して有意に劣っており,特に関節内骨折では早期の手術が必要であると思われた. |