ハマダ ヨシキ
Yoshiki HAMADA
濵田 良機 所属 東京医療学院大学 学長 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/10 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 不安定性を有する肘関節脱臼骨折の治療成績 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 関東整形災害外科学会雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 関東整形災害外科学会雑誌 |
巻・号・頁 | 46(5),225-229頁 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | 古屋智之、有薗行朋、浜田良機 |
概要 | 不安定性を有する肘関節脱臼骨折11例を対象に、治療成績を検討した。経過観察期間は平均19ヵ月で、受傷機転は歩行中の転倒5例、高所からの転落4例、スノーボード中の転倒1例、自転車走行中の転倒1例であった。手術はMcKeeやPughらの奨励する肘関節脱臼骨折に対する治療プロトコールと、Morreyや0'Driscollらの肘関節不安定性に対する治療プロトコールに準じて、鉤状突起、橈骨頭の強固な内固定および外側靱帯成分の修復を行った。その結果、全例で良好な骨癒合を認め、関節不安定性を有する症例は認めなかった。術後の肘関節可動域は屈曲が平均122°、伸展-18°、前腕回内68°、回外84°、握力25.3kg(健側比85%)であり、良好な可動域の獲得と筋力の回復を認めた。disabilities of the arm、shoulder and hand(DASH)は平均10.6であった。 |