ハマダ ヨシキ   Yoshiki HAMADA
  濵田 良機
   所属   東京医療学院大学  学長
   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2015/12
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 橈骨遠位端骨折手術後の肩関節合併症の検討
執筆形態 共著
掲載誌名 日本手外科学会誌
掲載区分国内
巻・号・頁 32(3),193-194頁
担当区分 責任著者
著者・共著者 守宏介、有薗行朋、浜田良機
概要 本研究の目的は,掌側ロッキングプレートにより治療された橈骨遠位端骨折術後合併症の,肩関節痛についての病態と発症原因を明らかにすることである.当科で掌側ロッキングプレートを用いて手術を行った橈骨遠位端骨折,男50例,女108例の計158例を対象とした.術後合併症は8例(5.0%)に肩関節痛を認めた.他の合併症は8例(5.0%)に手根管症候群,5例(3.1%)に腱鞘炎,5例(3.1%)に腱断裂,5例(3.1%)に手指拘縮,2例(1.3%)に術創部のケロイド形成,2例(1.3%)にallodyniaを認めた.肩関節痛の発症原因は特定できなかったが術前,術後に2から3週間の三角巾固定を行っており三角巾固定期間が問題と思われた.したがって最近は三角巾固定を中止しており,肩関節痛を訴える症例は経験していない.