ウチダ マナブ
Manabu UCHIDA
内田 学 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/08 |
形態種別 | 教科書 |
標題 | 姿勢からアプローチする 脳卒中の摂食嚥下リハビリテーション |
執筆形態 | 単著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | メジカルビュー社 |
総ページ数 | 全212頁 |
担当範囲 | 編集 初版 全212頁 脳卒中患者に対する摂食嚥下障害は言語聴覚士に任せている機会が多く、理学療法や作業療法の関与は非常に低い。本書では、姿勢と呼吸の観点から摂食嚥下機能を解説し、口腔顔面機能以外の介入方法について具体的症例提示を行いながら実際上の手法について解説した。 |
著者・共著者 | 編集:内田学 |
概要 | 脳卒中患者の嚥下障害に対するリハビリテーションについて,『脳卒中治療ガイドライン2015』ではグレードA「十分なリスク管理のもとにできるだけ発症早期から積極的なリハビリテーションを行う事が強く勧められる」としている。しかし,多く目にする介入は咽頭・喉頭から口腔までの限局的な介入が殆どで,口腔ケアや嚥下筋に対する筋力増強,対症療法などが中心ではないだろうか。
本書は,脳卒中患者に出現する嚥下障害について姿勢調節異常という観点から解説し,摂食行為における評価と介入の具体例について紹介する。言語聴覚士としての介入方法は勿論のこと,理学療法士や作業療法士が関与する必要のある「姿勢と摂食嚥下」の視点について多く紹介する。 咽頭や喉頭は身体の最上部に位置する運動機関であり,抗重力位の中では骨盤帯や体幹の位置に影響される。嚥下機能を運動機能の一部と捉え,より良い運動機能の発揮を目指すことで,嚥下障害の改善をめざすものである。 |