アキホ ミツトシ
Mitsutoshi AKIHO
秋保 光利 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 緊急手術後に心大血管術後リハビリテーションを安全に進行し得たマルファン症候群の一例 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 心臓リハビリテーション学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 心臓リハビリテーション学会誌 |
巻・号・頁 | 25(3/4),325-329頁 |
担当範囲 | 研究計画、データ分析、論文の批判的修正 |
著者・共著者 | 田中秀輝, 木村雅彦, 秋保光利, 阿部義史, 福田幸人 |
原著者 | 田中秀輝 |
概要 | マルファン症候群の症例報告。症例は29歳、男性、心疾患の既往はなく側弯症の固定術を受けていた。高度大動脈閉鎖不全症で救急搬送。急性大動脈解離と大動脈弁輪拡張症と臨床診断され、緊急Bentall手術が行われた。術後遠位弓部に解離腔の残存と腹部大動脈瘤を認めた状態であったが、術後は日本循環器学会の「大動脈瘤・大動脈解離診療ガイドライン」の管理目標血圧を基準として、退院後も心肺運動負荷試験で得られた目標心拍数および血圧を管理指標とし3ヶ月間の外来心臓リハビリテーションを継続し復職。運動耐容能は低下せず換気応答の改善を認め、術後2年後で瘤径の拡大や心血管イベントを生じていない。残存瘤および脊柱変形を有する緊急術後のマルファン症候群患者であったても、血圧管理下に安全に心臓リハビリテーションを実施し得えることを明らかにした。 |