ミョウジン テツヤ   Tetsuya MYOJIN
  明神 哲也
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 看護学科 看護学教員
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2013
形態種別 調査報告書
査読 査読あり
標題 日本における小児集中治療労働力・意識調査 集中治療医からのアプローチ
執筆形態 共著
掲載誌名 日本集中治療医学会雑誌20巻4号
掲載区分国内
巻・号・頁 20(4),671-678頁
著者・共著者 川口敦、永松聡一郎、山下和人、高橋弘、武居哲洋、萩原佑亮、志水太郎、高橋秀人、志馬伸朗、植田育也、岩崎達雄、清水直樹、中尾秀人、中川聡、中村友彦、羽鳥文麿、竹内宗之、平井克樹、岡元和文、遠藤裕、垣花泰之、坂本照夫、土井松幸、畑典武、松田兼一、氏家良人、織田成人、橋本悟、稲垣喜三、斎藤智彦、中根正樹、萩平哲、福家伸夫、藤谷茂樹、明神哲也, 黒田泰弘、西信一、今中秀光、北村伸哉、貝沼関志、片山浩、片山正夫、中川晋
概要 日本においても、小児ICU設置、その専門医による治療は利益を持つと考えられるが、その実態は明らかでない。2011年10、12月に本学会員を対象に横断研究を実施した。専門医所持の有無、勤務時間・施設、小児の診療経験・自信などを調査した。1,298名より回答を得た(回収率22.1%)。本学会員のうち日本小児科学会にも所属する者は5.0%、小児科学会専門医を有する者は3.7%であった。非小児科医のうち62.0%は重症小児の診察に携わらないと回答した。一方で35.1%は小児患者を診察するとし、うち25.0%は小児診療に自信はないが、せざるを得ないとした。【結論】本学会員の4~5%が小児科学会員であると考えられる。本学会員の約半数が小児診療に携わっている一方、その多くがその意思に反して小児診療に従事せざるを得ず、また診療に不安を感じる状況にあることが明らかとなった。