コジマ モトナガ
Motonaga KOZIMA
小島 基永 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/03 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 都市在住高齢者の受療行動について |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 板橋区医師会医学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 20,239-242頁 |
著者・共著者 | 小山 照幸, 大渕 修一, 河合 恒, 藤原 佳典, 吉田 英世, 平野 浩彦, 荒木 厚, 杉江 正光, 小島 基永, 中田 晴美, 鈴木 隆雄 |
概要 | 高齢者にとって脳卒中や急性心筋梗塞の初期対応は、予後を左右する。発症時に高齢者がどのように対応しようと考えているか調査した。豊島区内のの549名を対象とし、面接で質問した。突然の体調異変において、15-20%は誰にも相談せず、緊急性を意識していなかった。相談相手としては、同居者が約7割で、次に多いのは親戚であった。主治医に相談するのは1割程度であった。ほとんどの人は、受診はしようと思うものの、今すぐに受診しようと思ったのは7割であった。病院への移動手段としては、救急車を利用する人が脳卒中で約3割、心筋梗塞で45%であり、徒歩が、脳卒中で、4割弱、心筋梗塞で2割強おり、疾患についての知識に乏しいことが浮き彫りになった。正しい知識を伝える必要があると考えられた。 |