ハマダ ヨシキ   Yoshiki HAMADA
  濵田 良機
   所属   東京医療学院大学  学長
   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 基礎教員
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2001/04
形態種別 研究論文(学術雑誌)
標題 新鮮例に対する治療法
執筆形態 共著
掲載誌名 骨・関節・靱帯
掲載区分国内
巻・号・頁 14(4),311-316頁
担当区分 責任著者
著者・共著者 佐藤栄一、中島育昌、萩野哲男、前川慎吾、相馬真、山田明香、市川二郎、濱田良機
概要 治療を行った小児大腿骨頸部骨折は男5例・女5例で,3~14歳の平均9.5歳であった.骨折型はDelbet-Colonna分類でtype IIが4例,type IIIが3例,type IVが3例であった.治療はtype IIの4例と高度な転位であったtype IIIの1例に対してラッシュピン又はキャンセラススクリュー固定を行い,type IVの1例にプレート固定を行った.他の4例には介達或いは直達牽引を行い,整復位が得られた後はギプス固定とした.1年4ヵ月~10年3ヵ月の経過観察で,Ratliffの評価基準に基づく最終臨床成績は,良8例,可1例,不可1例であった.大腿骨頭壊死はtype IIの2例に生じ,大園らのMRI壊死分類ではBand AとBand Cで,臨床成績は各々良と不可であった.その他の合併症として遷延治癒と骨端線早期閉鎖を各1例に,内反股を2例に認めた