ハネダ ヨシヒロ
Yoshihiro HANEDA
羽田 圭宏 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/03 |
形態種別 | 研究論文(大学、研究機関紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 動作測定プログラムMMPに関する信頼性検討 (筆頭論文) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 帝京大学福岡医療技術学部 紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (第6号),25-33頁 |
著者・共著者 | 共著者:羽田圭宏,松本譲,高野吉朗 |
概要 | 今回、動作分析や動作解析を行うための一つの手段として使用でき、さらに測定作業が容易で無料で使用が可能な動作測定プログラムMMP(Motion Measurement Program:MMP)の作成を行った。本研究は、立ち上がり動作時の膝関節に対してMMPを使用し角度を測定し、一般化可能性理論を用いて測定の分散から検者間・検者内信頼性を検討すること(一般可能性研究[G研究])である。さらに、G研究で得られた推定された測定の分散から一般化可能性係数(generalizability coefficient:G係数)を算出し、測定に必要な検査者数と適切な測定回数についても検討(決定研究[D研究])を行った。MMPに関する検者内信頼性・検者間信頼性を調べた結果、ともに比較的高い信頼性を確保できた。また、G係数が0.9以上であることを条件とした場合、測定者が1名の場合2回の以上測定を行うか、または測定者を2名以上とすれば測定回数が1回で信頼性のある測定を行えることがわかった。今後は、動作に関する撮影条件や2次元における解析の有用性などの更なる検討が必要である。 本人担当部分:研究デザインの作成、実験データの収集・解析・まとめ |