コジマ モトナガ   Motonaga KOZIMA
  小島 基永
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員
   職種   教授
発表年月日 2017/03
発表テーマ 高齢男性の抑うつ傾向へ同居人がもたらす影響と,行動医学的な観点からみた予防策
会議名 日本行動医学会学術総会
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 共著者:橋本和明、竹内武昭、中村祐三、井原一成、吉田英世、大渕修一、平野浩彦、藤原佳典、河合恒、小島基永、端詰勝敬
概要 本研究では,同居者の存在と抑うつとの関連性について,男女差を考慮した検討を行った.その結果、高齢者の独居は抑うつ傾向と関連があり,性差を認めた.男性では特に,不眠などの症状も呈する頻度が高い.これは,独居が孤立感を強め,生きがいや社会的な役割の低下などから抑うつや自己評価低下に繋がりやすく,内面へ関心が向きやすいことで不安感の増強から身体症状を呈すると考えられる.子供との同居がもたらす影響は,それらの改善に繋がり,二世帯生活が高齢者のうつ状態へ,行動医学的な予防方法となりうることが示唆された.
本人担当部分:データベース計画・構築補助、データ収集