コジマ モトナガ   Motonaga KOZIMA
  小島 基永
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員
   職種   教授
発表年月日 2017/06
発表テーマ コーディネーターのかかわりによって私的社会統制を強めない住民協働の介護予防の推進効果.
会議名 第59回日本老年社会科学学会,老年社会科学,第39巻第2号、pp155~155
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 共著者:河合恒,大渕修一,藤原佳典, 平野浩彦,渡邊裕,荒木厚,小山照幸,杉江正光,小島基永,中田晴美,鈴木隆夫
概要 住民主体の介護予防活動の重要性が注目されているが,住民主体の活動は,住民の一体感「社会的凝集性」を高めるだけでなく,要援護者にとっては孤立を高める危険がある,地域の秩序を守る行動などの「私的社会統制」を強める負の側面がある.そこで,我々は,コーディネーターのかかわりによる私的社会統制を強めない地域介入モデルを構築し,約 6,000 名の高齢者が居住する地域を介入地域と観察地域に分けた地域コントロール研究を 3 年間に渡り実施した.介入地域では,コーディネーター機能を持つ地域包括支援センター,地元大学,NPO などによる「まちづくり検討会議」と,地域住民から養成した「介護予防リーダー」の協働を促進する地域介入を行った結果,4 つの地域拠点活動が立ち上がった.地域介入の効果は郵送および会場調査によって検証した.各地域拠点活動への支援プロセスを分析し,必要なコーディネーターのかかわりについても検討した.
本人担当部分:データベース計画・構築補助、データ収集