イマムラ ヨシコ   Yoshiko IMAMURA
  今村 嘉子
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 看護学科 看護学教員
   職種   准教授
発表年月日 1998/10
発表テーマ 学生の自己評価による3学年合同の小グループ活動の効果
会議名 第53回国立病院療養所総合医学会
学会区分 全国学会
開催地名 金沢市
発表者・共同発表者 共同発表者:副島みどり、木下歌寿美、今村嘉子、朝月真由美
概要 看護基礎教育において学生が主体的に学習に参加できるよう3学年合同による小グループ活動を実施した。
「患者教育の技法」を題材に取り上げ、地域高齢者を指導対象の模擬患者として招き3学年合同のゼミナール形式で約150名を対象に展開した。高齢者への減塩指導、生活指導、高齢者が初孫の沐浴を実施する際の指導等の指導案を3学年合同で立案し、模擬患者に対して指導を展開した。
終了後の質問紙調査では「主体的な活動ができた」では5点満点中1年生2.8点、2年生3.6点、3年生3.7点だった。「看護実践に生かすことができる」では1年生3.6点、2年、3年生は3.8点で2、3年生には極めて高い相関があった。学生は主体的に活動し、模擬指導場面は実践に即した内容であり、実習の実践場面で生かすことができるという学生の学習の期待と一致した。
また、臨場感があり、学習効果が高かった。3学年合同のゼミナールを行うことにより学年間の交流の意味からも有効であった。
本人担当部分:介入計画の立案、指導案作成の支援、結果の分析を担当した。