ハネダ ヨシヒロ
Yoshihiro HANEDA
羽田 圭宏 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2011/07 |
発表テーマ | 体位変換における看護者の手の圧力と動作の関連(第一報) |
会議名 | 第22バイオメカニズム・シンポジウム |
学会区分 | 研究会・シンポジウム等 |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 阿蘇ファームランド |
発表者・共同発表者 | 共著者:加悦美恵・志波直人・松尾重明・羽田圭宏・高野吉朗・五嶋佳子 |
概要 | 看護ケアで頻繁に行われている仰臥位から側臥位の体位変換において、看護者の手の圧力と動作の関連を明らかにすることを目的に行った.対象は女子看護学生で、手の圧力測定には面圧を可視化できるプレスケールを用い、手指・手掌への圧力分布の違いによる体幹・肘の屈曲角度や重心への影響、患者役の主観的反応を分析した。手の圧力分布から、指先に力を入れてケアするパターンのほか、指の付け根に力を入れるパターン、手掌全体でふれるパターンの3つがみらてた。指先に力を入れるパターンでは、体幹や肘の屈曲角度が他の比べ大きかった。また、患者役の主観的反応は指先でケアされた時に、不快感や不安感が強まっていた。今回の研究から体位変換時に、自身の身体を大きく動かす看護者は、指先に力が入りやすく、患者を不快にさせる可能性が推測された。 |