イマムラ ヨシコ   Yoshiko IMAMURA
  今村 嘉子
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 看護学科 看護学教員
   職種   准教授
発表年月日 1990/11
発表テーマ 脳卒中急性期の安静度拡大と血圧の関係-ベッドアップを安全に行うために-
会議名 第45回国立病院療養所総合医学会
学会区分 全国学会
開催地名 横浜市
発表者・共同発表者 共同発表者:阪本君代、今村嘉子、田仲久美子
概要 脳卒中急性期は安静が不可欠な治療法である。高齢患者の長期安静による精神症状の出現、筋力低下等の弊害が指摘されてきた。そのため、1年間に脳卒中で救急入院した患者を対象に病巣ごとに、ベッドアップ時の血圧、自覚症状の変化を調査した。
結果、脳出血、脳梗塞の大血管病巣群は血圧の変動が著しく、安静拡大が必要であるが、穿通枝領域の血管群においては血圧変動、自覚症状の出現は少なく、早期ベッドアップ可能性が明らかになり、血圧の変動が少ない患者は早期より安静が緩和され、ベッドアップが可能となった。
本人担当部分:介入方法の検討、ベッドアップ介入の実施、結果の分析、考察を担当した。