ヤマグチ イクコ
Ikuko YAMAGUCHI
山口 育子 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2018/11/10 |
発表テーマ | 吸気筋トレーニングの効果検証~高齢者の運動耐容能に及ぼす影響~(筆頭演者) |
会議名 | 第28回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 千葉 幕張メッセ |
発表者・共同発表者 | 山口育子 内田学 鈴木輝美 丸山仁司 |
概要 | [目的]高齢者に対する吸気筋トレーニング(IMT)の効果を、運動機能、特に運動耐容能との関係から検討した。[方法]地域在住高齢者21名を対象に1か月間のIMT介入をした。IMTは吸気負荷装置(POWERbreathe)で、吸気回数30回を1セットとして1日2セットを毎日、負荷強度は介入前PImaxの40%で実施させた。介入前後に呼吸筋力(PImax、PEmax)、呼吸機能(VC、FEV1.0%)、握力、等尺性膝伸展筋力、歩行能力(5m歩行、TUG)、バランス能力(片脚立位、FR)、運動耐容能(6MWD)を測定し、各指標の前後比較をMannWhitney検定にて分析した。対象者全体の分析に加え、IMTによりPImaxが増加した群、しなかった群に分けた検討も行った。[結果]全体の分析では介入前後で有意差を示す指標はなかった。PImax増加群ではPImaxの有意な増加に併せて6MWDが有意に増加した。増加しなかった群ではPImaxの有意な低下に併せてPEmaxが有意に低下した。[考察]吸気筋力が増加すると運動耐容能も増加する可能性が示唆された。
本人担当部分:研究計画、データの収集、処理、統計処理、考察 |