コジマ モトナガ   Motonaga KOZIMA
  小島 基永
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員
   職種   教授
発表年月日 2004/05
発表テーマ 歩行中の加速度変化を平均情報量で捉えた易転倒性を表す指標の検討(筆頭演者)
会議名 第39回日本理学療法学術大会理学療法学第31巻p521
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
開催地名 仙台
発表者・共同発表者 共同発表者:小島基永、大渕修一、池田憲昭、古名丈人、杉浦美穂、西澤哲、柴喜崇、水野公輔
概要 従来の研究では、 握力などの筋力、 歩行速度、 ファンクショナルリーチ(以下、 FR)などが易転倒性を表す指標として使用されているが、 これらは歩行動作の性質を直接評価するものではない。この性質を直接評価する手法として、 歩行中加速度変化の周波数特性を分析する方法が古くから提案されている(GageH、 1964)が、これらも普遍的に使用可能だとは言い難い状況である。そこで今回、 平均情報量を歩行中加速度に適応し歩行動作の円滑さを客観的に表すことで、 対象者の易転倒性を表現できるかどうかを検討することとした。その結果、平均情報量は、 握力、 FR、 歩行速度といった従来の指標と少なくとも同程度に、 易転倒性を示すことが可能であると考えられた。
本人担当分:実験、データ解析、発表など全般を担当