ウチダ マナブ
Manabu UCHIDA
内田 学 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2008/06 |
発表テーマ | 高齢者における臥床時の呼吸機能ー姿勢の変化と換気状態の特徴ー |
会議名 | 第21回日本老年社会科学学会 |
学会区分 | 全国学会 |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 発表者:内田学、加藤宗規 |
概要 | 要旨:体位交換に用いる枕の使用が高齢者ではどのような影響があるのかを検討した。対象は、運動器に関する基礎疾患を持たず、身体運動に制限のないADL自立者25名であった。測定項目は呼吸機能からTV、FRC、FVC、RR、FEVを測定した。結果は、半側臥位姿勢では背臥位や座位と比較してTV、FEVが有意に低値を示し、FRCが有意に増加していた。高齢者特有の胸郭や脊柱の粘弾性低下や、呼吸筋力低下、気道閉息等が原因となり呼吸機能に制限をきたすものであると推察された。褥創の予防や体位排痰などで臥床を強いられるのは圧倒的に高齢者が多い事から、今後の姿勢保持に関する検討が急務である。 |