イマムラ ヨシコ
Yoshiko IMAMURA
今村 嘉子 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 看護学科 看護学教員 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2006/11 |
発表テーマ | 卒後1年目看護師の臨床実践能力に関する実態調査―自己評価と他者評価からの分析― |
会議名 | 第4回国立病院看護研究学会 |
学会区分 | 全国学会 |
開催地名 | 福岡国際会議場 |
発表者・共同発表者 | 共同発表者:首藤真奈美、宮崎千夏子、岸田佐智子、今村嘉子 |
概要 | 卒後1年目における臨床実践能力を自己評価と他者(看護師長)評価を目的に承諾の得られた1年目看護師25名と卒業生が就職した施設の看護師長58名を対象に「看護系大学新卒者の臨床実践能力」を参考にし調査を行った。結果のうち肯定的項目は「業務に対する責任感の自覚がある」100%、「先輩に追いつきたい」96%、「患者の状態変化に気づく」92%等であり、消極的項目は「他のスタッフに頼りがち」60%、「患者の状態変化に見通しを立てられない」60%であった。モチベーションを示す項目で自己評価・他者評価が低かったものは「業務の流れや内容がわかりおもしろさを感じる」「看護に対して理想や抱負がある」。卒後1年経過した時点で臨床現場が新人看護師に求める能力と新人看護師の自己評価には乖離があった。看護基礎教育では複数受け持ちや優先度や先を見通して計画を立てる等の実習方法の検討が臨床実践能力の基礎を育てることにつながることが示唆された。 本人担当部分:結果の入力、分析、考察を担当した。 |