スズキ ヒサコ   Hisako SUZUKI
  鈴木 久子
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 看護学科 看護学教員
   職種   准教授
発表年月日 2024/10/19
発表テーマ 地域で暮らす人々の健康を支える看護を考えることを目指した授業の学習効果と課題‐フィールドワークを取り入れた教育実践の検討‐
会議名 第18回看護教育研究学会学術集会
学会区分 全国学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 東京都
開催期間 2024/10/19
発表者・共同発表者 鈴木久子 柴田滋子 浅井 陵
概要 2020年度からの新カリキュラムでは1年生の前期に「地域生活看護学演習」を配置して、地域における人々の生活と環境、健康の関連をとらえ地域で暮らす人々の健康を支える看護について考えることを目的として、フィールドワークを取り入れた授業を行っている。地域生活看護学演習におけるフィールドワーク体験の学習目標達成への影響要因を明らかにすることを目的に研究を行った。研究方法は、A大学保健医療学部看護学科1年生(2023年度 87名、2024年度 80名)を対象に、ファールドワーク実施後のリアクションペーパーから、①地域環境の特徴と②健康への影響に関する記載を抽出し、学習効果と課題を検討した。結果、フィールドワークは地域の環境と生活を理解し、健康を支援する看護を考えるきっかけとなっていた。フィールドワークで地域の人々と出会い、直接話を聞く機会を得ることで地域と健康の関係を考えられるため外出しやすい時期に実施し、地域の人と出会える施設を通過ポイントとして設定するなど地域とのつながりや協力を得られるような体制づくりが必要である。また、学生の参加態度、学びの差への対応として、授業目的や方法の共有、ワークシートの改善、 グループ人数を少なくし、協働し合えるようにサポートを行う必要があることが示唆された。