イマムラ ヨシコ
Yoshiko IMAMURA
今村 嘉子 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 看護学科 看護学教員 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2007/12 |
発表テーマ | 複数の患者を受け持ち優先度の判断や看護管理の意味を考える実習の効果 |
会議名 | 第27回日本看護科学学会学術集会 |
学会区分 | 全国学会 |
開催地名 | 東京国際フォーラム |
発表者・共同発表者 | 共同発表者:井樋三幸、今村嘉子 |
概要 | 統合実習で経験した複数の患者を受け持ち優先度の判断や看護管理の意味を考える実習の効果を知るために、実習終了後の学生3年生78名と卒業後6ヶ月経過した新人看護師33名に質問紙調査を実施し記述内容について学びの意味内容のまとまりから、コード化しカテゴリーを抽出した。複数受け持ちに関するカテゴリー「優先度を判断するための意図的な情報の把握」「患者のニードや個別性を考慮した看護問題の選定」「複数の患者個々に応じたコミュニケーションの重要性」「患者の反応を捉えたケアの評価と計画修正の必要性」「看護の判断の見通しの力」が抽出された。看護管理に関するカテゴリー「看護管理の目的の理解」「管理を効果的に行うためのチームメンバーとしての自覚」「看護師としての自己の自覚」が抽出された。学生はチームの一員であることを自覚し、役割を果たすことが看護師の責任につながることを学んでいた。また、就職後は看護師の業務や行動を理解し、複数の患者を看護していく際の意識、行動変容、チームの一員としての意識、行動の変容につながっていた。 本人担当部分:調査票の作成、調査結果の分析、考察を担当した。発表資料作成の指導を行った。 |