ヤマグチ イクコ
Ikuko YAMAGUCHI
山口 育子 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2009/11 |
発表テーマ | 体幹伸展と回旋の関係について |
会議名 | 第25回東海北陸理学療法学術大会 |
学会区分 | 全国学会 |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 長良川国際会議場、県民文化ホール未来会館 |
発表者・共同発表者 | 共同発表者:山本昌樹、山崎卓也、山口育子 |
概要 | 全体概要:腰痛症などの症例に体幹回旋へのアプローチを行うと、体幹回旋角度と共に伸展角度が改善することをよく臨床で経験する。この体幹伸展と回旋の関係を明確にすることを目的に研究を行った。 健常成人29名を対象に、運動前後の体幹伸展角度(伸展)と回旋角度(回旋)、肩峰床間距離(AFD)を計測した。運動は、腹臥位での体幹伸展ストレッチ(A)、体幹回旋ストレッチ(B)を各30秒実施した。 結果から、体幹伸展または回旋運動を加えると伸展・回旋共に改善することが解った。A・Bそれぞれのストレッチにおいて共通する軟部組織の伸張性改善が、今回の結果につながったものと考える。体幹伸展時に腰痛を示す椎間関節由来の腰痛症などの症例において、体幹回旋の可動性改善が体幹伸展時の腰痛を軽減する可能性を示すものであり、臨床で実感していることの証明につながる結果であったと考える。 本人担当部分:実験計画、実行、データの収集、考察補助 |