マツモト ナオト
Naoto MATSUMOTO
松本 直人 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員 職種 教授 |
|
発表年月日 | 2019/06/07 |
発表テーマ | 高齢患者の入院時栄養状態と嚥下機能、運動機能の関係について |
会議名 | 第61回日本老年医学会学術集会 |
主催者 | 日本老年医学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 宮城県仙台市 |
発表者・共同発表者 | 荒川武士,煙山翔子,岡村唯,下川龍平,松本直人,新野直明 |
概要 | 回復期病棟入院時の栄養状態と嚥下機能,運動機能の関係を検討した.対象は,2017年6月から2018年7月に東京都内のA病院にリハビリテーションを目的に入院した65歳以上の患者とした.除外基準は,意思の疎通が困難,入院前から低栄養であったことが推測される疾患の既往がある,本疾患発症前より食欲不振,大幅な体重減少を認めるものとした.入院後1週間以内に栄養状態,基本属性,嚥下機能,運動機能を評価した.栄養状態は,mini nutritional assessment-short formにて,7点以下を低栄養,8点以上を非低栄養とした.嚥下機能は,反復唾液嚥下テスト,食事形態,舌圧,舌骨上筋群の筋力とした. 【結果】前期高齢者群は37名(低栄養14名,非低栄養23名)であった.低栄養群は入院時FIM運動項目が有意に低かった.後期高齢者群は130名(低栄養54名,非低栄養76名)であった.低栄養群は年齢が有意に高く,舌圧・歩行自立度が有意に低かった. |