フルタ ツネト
Tsuneto FURUTA
古田 常人 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 作業療法学専攻教員 職種 教授 |
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発表年月日 | 2010/03 |
発表テーマ | 橈骨遠位端骨折に対する治療・介入方法による検討 |
会議名 | 第20回埼玉作業療法学会 |
学会区分 | 地方学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 森尻佐知子, 安藤千尋, 阿久澤秀徳, 古田常人 |
概要 | 本研究は橈骨遠位端骨折患者を対象に,治療方法の違いやリハ期間・頻度が機能障害にどのように影響するかを明らかにする目的で行った。
1)対象: 平成19年~平成21年までに当院で橈骨遠位端骨折と診断されリハを実施した39例(保存群24例,プレート群15例,男性10例,女性29例,平均64.8±17.0歳)を対象とした。 結果:1)実施期間は保存群71.5日,プレート群112.5日(p=0.02)とプレート群が長期化しており,実施回数においても保存群23.5回,プレート群36.7回(p=0.04)とプレート群が実施回数が多かった。また,握力の不足回復率の比較ではp=0.13と有意差は見られなかったが,平均で保存群39.3(±20.5)%,プレート群54.4(±24.5)%とプレート群が保存群より約15%,回復の不足がみられた。2) 有意差は認めなかったが,ROMは期間で短群,頻度で少群が, 不足回復率では期間で長群,頻度で多群が改善傾向(平均値が高かった)を示した。 |