カワモリタ チアキ   Chiaki KAWAMORITA
  川守田 千秋
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 看護学科 看護学教員
   職種   教授
発表年月日 2011/06
発表テーマ 健康体操教室に参加している中高年女性の主観的健康感
会議名 日本運動・スポーツ科学学会第18回大会
学会区分 全国学会
開催地名 東京
発表者・共同発表者 川守田千秋、渡部鐐二、武藤三千代
概要 健康体操教室に参加している中高年女性を対象に、SF-8調査、生理学的検査、生活状況調査から主観的健康観と関連要因について年代別に分析を行った。
対象は健康体操教室の参加女性46名、平均年齢68.9±6.6歳と、対照群となる非参加女性46名、平均年齢68.8±8.4歳である。
SF8値は60代では非運動群が運動群を上回っているが、70代では運動群が非運動群を上回った。
生活活動力は60台代では両群に差はないが、70代での椅子座位立ち上がり時間、反応時間、ジグザグ歩行時間において運動群が非運動群を上回った。生活状況調査では運動群の方が60代・70~80代で家事、70~80代で他者との交流、買い物・旅行を生きがいや楽しみの活動としていた。
これより、健康体操教室参加の効果は70代で現われており、特に生活活動力の椅子座位立ち上がり時間、反応時間、ジグザグ歩行時間の差は、家事、他者との交流、買い物・旅行を楽しむことにつながり、結果として主観的健康感が高まっているものと推測される。