コジマ モトナガ
Motonaga KOZIMA
小島 基永 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員 職種 教授 |
|
発表年月日 | 2012/06 |
発表テーマ | MoCA-Jによる操作的MCIの心身・社会的特徴 地域高齢者健診における検討(その1). |
会議名 | 老年精神医学雑誌23,増刊II p162 |
学会区分 | 全国学会 |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 共同発表者:藤原佳典, 鈴木宏幸, 河合恒, 安永正史, 長沼亨, 鄭恵元, 竹内瑠美, 村山陽, 平野浩彦, 吉田英世, 小島基永, 井原一成, 大渕修一 |
概要 | これまで、NasreddineがMCIスクリーニング検査として開発したMoCA(Montreal Cogni-tive Assessment)を翻訳し,その妥当性・信頼性を検証し,MoCA-Jを提示してきている。MoCAの臨床上のカットオフポイントは26点未満であるが,最近の地域研究において6割以上の回答者がこの基準を下回るとの報告が見られるので、MoCA-Jにより操作的にMCIと定義した地域高齢者の心身・社会的特徴を明らかにすることにした。結果、地域健診におけるMoCA-Jの得点分布では臨床的カットオフポイント26点未満の人が先行研究同様に6割以上を占め,地域での適用には注意を要する.一方,このカットオフポイントを用いた軽度低下群は基本的ADLは自立しているが健常群に比べて,高次生活機能は劣り,認知機能低下に対する自他からの訴えも強い.今後,地域におけるこれら軽度低下群に対してのアプローチのあり方を検討する必要があると考えられた。
本人担当分:データベース計画・構築補助 |