ヤマグチ イクコ   Ikuko YAMAGUCHI
  山口 育子
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員
   職種   准教授
発表年月日 2012/09
発表テーマ 変形性膝関節症患者の健康関連QOLに関する要因
会議名 第31回関東甲信越ブロック理学療法士学会
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
開催地名 大宮ソニックシティ
発表者・共同発表者 共同発表者:手塚潤一、松本直人、山口育子
概要 全体概要:健康関連QOL に影響を及ぼす要因を明らかにすることを目的として、変形性膝関節症で加療を行っている高齢者105名を対象に、ICFの環境因子、個人因子に着目し検討した。調査内容は、SF-8 スタンダード版、日整会膝痛疾患治療成績判定基準、主観的重症度、周辺環境満足感、趣味活動満足感、家族関係満足感、経済状況、楽観性指標、年齢、性別、他関節疾患の有無の聞き取り調査を行った。分析はSF-8 スコアを従属変数、その他の変数を独立変数として重回帰分析を行った。結果、標準偏回帰係数で有意とされた変数は、JOA スコア、主観的重症度、周辺環境満足度、趣味活動満足度の4 変数であった。変形性膝関節症に罹患し定期的な通院を余儀なくされても、自宅や周辺環境に満足し、趣味活動を満足に行えていれば、健康関連QOL は維持できる可能性があることが示唆された。
本人担当部分:データ処理、統計処理、考察補助