ヒロセ キョウコ   Kyouko HIROSE
  廣瀬 京子
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 看護学科 看護学教員
   職種   教授
発表年月日 2002/07
発表テーマ 看護学生が看護研究対象を見つけるまでのプロセス -「何でもかんでも帳」による授業展開から-
会議名 第12回日本看護学教育学会学術集会
学会区分 全国学会
開催地名 北海道(札幌医科大学)
発表者・共同発表者 共同発表者:廣瀬京子、佐々木由紀子、関口千嘉子
概要 【全体概要】
本研究は自身が毎回の授業で実践している「何でもかんでも帳」(毎回の授業時間の最後に授業での感想・意見・その他何でも10分位かけて学生自身のことばで記述し教員と毎回交換しコメントするシートである。学生の記述した内容については、教員がコメントし毎回の授業前に返却するとともに学生の疑問等については記述内容をそのままコピーし全員で共有するものである)に記述された内容から、看護学生が看護研究を取り組むにあたり、研究対象をどのように見つけるのかのプロセスを質的にまとめたものである。学生は①看護研究に対する混沌としたとまどい②反復される学生自身のゆれ③学生自身の思考の再構成④他者による保障と受け入れ⑤新たな挑戦への意志のプロセスを踏んでいた。この研究から今後の研究指導の示唆が得られた。
本人担当部分:自身の授業実践の研究であるので全論文作成を行った。