コジマ モトナガ
Motonaga KOZIMA
小島 基永 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員 職種 教授 |
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発表年月日 | 2012/10 |
発表テーマ | 高齢者向け集団健診におけるうつ2次アセスメント精度の2年間の変化. |
会議名 | 第71回日本公衆衛生学会日本公衆衛生学会総会抄録集70巻Suppl. P386 |
学会区分 | 全国学会 |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 共同発表者:井原一成, 端詰勝敬, 鈴木良美, 長谷川千絵, 大庭輝, 小島光洋, 蜂須貢, 平野浩彦, 小島基永, 藤原佳典, 河合恒, 大渕修一, 吉田英世 |
概要 | 介護予防のうつ予防・支援マニュアルは、基本チェックリストでうつ病の疑われた者に、2次アセスメントを行うことを提案している。我々は、2年
間にわたって集団健診への2次アセスメントの導入を試みたが、アセスメント実施者向けの事前研修の内容を2年目に改良した。本研究では、この改良がアセスメント精度に与えた影響を検討した。結果、2年間での職員によるアセスメント感度が上昇し、これは、研修内容の改良がうつ病の発見漏れを減少させたことを意味すると考えられた。この減少は、2011年の感度とアセスメント第一段階の感度との小さい差(5%)にみられるように生活の支障が広く捉えられるようになったことと、アセスメント第一段階の特異度の2年目の大幅な上昇にみられるようにうつ症状がより正確に把握されるようになったこととによると考えられた。しかし、2011年の特異度は依然低いので、うつ症状の把握力がさらに高まるよう研修内容を改善する必要があると考えられた。 本人担当分:データベース計画・構築補助 |