カワモリタ チアキ
Chiaki KAWAMORITA
川守田 千秋 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 看護学科 看護学教員 職種 教授 |
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発表年月日 | 2013/06 |
発表テーマ | 糖尿病教育入院をする患者の自己効力感 ~入院時から退院時までの患者の 自己効力感に着目して~ |
会議名 | 第44 回日本看護学会-成人看護Ⅱ-学術集会 |
学会区分 | 全国学会 |
開催地名 | 秋田市 |
発表者・共同発表者 | 斎藤裕子、浦野瞳、吉田美代子、川守田千秋 |
概要 | 糖尿病教育入院患者を対象に、入院時・栄養指導後・運動療法導入後・退院時の自己効力感につながっている要因を明らかにすることを目的に、の糖尿病教育入院患者4名に半構成的インタビューを、入院時・栄養指導後・運動療法導入後・退院時の計4回、各30分程度で実施した。 調査内容は、入院時「疾病と向き合う姿勢」、栄養指導後「食事療法に取り組む姿勢」、運動療法導入後「運動療法に取り組む姿勢」、退院時「支援環境」である。語られた内容を自己効力感の4つの情報源 『自己の成功経験』『代理的経験』『言語的説得』『生理的・情動的状態』2)に分類し分析し、次の結果が得られた。 サポーティブな医療者の言語的説得は入院の決意や不安を軽減する行動につながっていた。栄養指導・運動療法後の実践による自己の成功体験は療養行動を続けるための自信となっていた。退院時は、自分の生理的状態や心配や不安の感情が療養行動を左右していた。成功体験の強化と退院後の不安や心配に対処できるような介入が自己効力感を高めるために必要である。 |