ヤマグチ イクコ   Ikuko YAMAGUCHI
  山口 育子
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員
   職種   准教授
発表年月日 2013/09
発表テーマ 肺気量指標による休息姿勢の比較検討
会議名 第68回日本体力医学会大会
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
開催地名 日本教育会館学術総合センター
発表者・共同発表者 共同発表者:松本直人,山口育子,新野直明,長田久雄
概要 休息姿勢の有効性を肺気量指標に基づいて検討することを目的とした。
学生77名(平均年齢21.6±2.1歳)を対象に、先行研究のレビューで抽出した7種類の休息姿勢について肺気量を測定し、姿勢による肺気量の差を一元配置分散分析で検討し、主効果が確認されたものについては、多重比較により検討した。
結果、肺活量は、自重、重力、床反力の影響がない立位姿勢が呼吸運動において有利であった。側臥位では横隔膜の伸張効果で収縮効率が向上した可能性が示された。また、前傾姿勢は呼息に有利である可能性が示された。姿勢により肺気量指標が異なっていたため、休息姿勢としての考慮と、客観的指標に基づいた更なる有効性の検証が必要である。
本人担当部分:データ収集、統計処理