コジマ モトナガ
Motonaga KOZIMA
小島 基永 所属 東京医療学院大学 保健医療学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻教員 職種 教授 |
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発表年月日 | 1997/05 |
発表テーマ | 骨粗鬆症予防のための骨荷重重量に基づいた運動療法プロトコルの作成:予備実験 |
会議名 | 理学療法学第24巻(学会特別号2)p240 |
学会区分 | 全国学会 |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 埼玉 |
発表者・共同発表者 | 共同発表者: 大渕修一、 小島基永 |
概要 | 骨粗鬆症は、転倒・骨折と関連して高齢者の身体活動性の低下をもたらす大きな要因の一つと考えられている。運動療法はホルモン療法、食餌療法と並んで骨粗鬆症予防の一つの柱であるが、横断研究では運動の影響は明らかであるものの、縦断研究での効果は研究によって異なっている。その原因は、縦断研究で処方された運動が従来の健康維持運動と同一線上で捉えられており、必ずしも骨の再構成を促すという観点から介入がなされていないことにあると考えられる。 骨の再構成は、荷重される場所に特異的で(site specific),荷重の量に依存しているが、過去の研究で介入運動がどの骨に対してどれくらいの荷重がかけられたのか記述しているものは稀である。Heinonen et al.(1996)は、これまで介入に用いられてきたような低荷重の持続的筋力訓練では骨量の増加が認められないことを示唆している。本研究では骨粗鬆症患者に対する運動療法プロトコルの作成に先立って、高齢者に運動処方可能な運動の骨の長軸にかかる荷重を調べた。 本人担当分:実験補助 |