ヒロセ キョウコ   Kyouko HIROSE
  廣瀬 京子
   所属   東京医療学院大学  保健医療学部 看護学科 看護学教員
   職種   教授
発表年月日 2004/07
発表テーマ 3年課程看護専門学校学生の看護研究における課題意識
会議名 *
学会区分 全国学会
発表者・共同発表者 共同発表者:廣瀬京子、平出恵子、関口千嘉子
概要 【全体概要】
本研究は、看護学生が実習体験から看護研究の課題意識をどのように持つのかを明らかにしようとするものである。同意の得られた学生34人の看護研究後課題レポートを内容分析した。その結果、2記録単位、62の文脈単位、20カテゴリーから、学生の課題意識は①問題を見据えて看護実践に生かす②積極的な看護に対する欲求の高まり③思い込みからの脱却④問題を改善しようという意欲にかられる⑤学ぶことの意味を自覚⑥患者への様々な対処方法を策定する⑦主体性を持って取り組むという7カテゴリーが抽出された。これは、臨地での実習問題意識が深化し発展していく学生の姿が見てとれた。問題をじっくり見据えることや早く看護実践していきたいという学生の意識がある一方で主体性を持って取り組み、学ぶことの意味や文献と比較させながら発展させていくことの大切さや知的水準をあげる必要性の意識も感じ取れた。本研究から実習体験が重要であることも認識できた。
本人担当部分:研究方法の選択からカテゴリー化の妥当性の検証を行ない、全体主執筆を担当した。