イワミ マサクニ
IWAMI Masakuni
岩見 昌邦 所属 和光大学 経済経営学部 経営学科 職種 准教授 |
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研究期間 | 2018/04~2023/03 |
研究課題 | 都心部複数商業施設の入館者数時系列データによる集客数・回遊移動者数オンライン予測 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(C) |
研究機関 | 日本文理大学 |
代表分担区分 | 研究分担者 |
研究者・共同研究者 | 山城 興介,斎藤 参郎,岩見 昌邦 |
概要 | 本研究は、福岡都心部で隣接する複数の百貨店などの大規模商業施設から、これまで入手することが困難であった日次あるいは分次の入館者数時系列データの提供を受け、これら施設への入館者数の曜日変動や季節変動、バーゲン変動などの特徴およびこれら施設の入館者数の間の相互作用を時系列分析の手法を用いて明らかにする。と同時に、われわれの研究グループの一つである福岡大学都市空間情報行動研究所(FQBIC)が開発した、回遊パターンの一致推定法と関連付け、これまで推計することができなかった日次あるいは分次の福岡都心部へのネットの入込来街者数および複数施設間の回遊移動者数の推定を可能にする方法を開発することを目的としている。 これまで、時系列分析の手法を用いて、複数の入館者数データに周期性があることを明らかにした。また、商業施設とまちでのイベントとの関連性についても分析を進めて、対象エリアとなっている福岡市都心部のイベントの開催による集客と商業施設の来館者数に相関関係があることを明らかにした。 最終年度の課題であった「回遊移動者数を状態方程式、入館者数データを観測方程式とした状態空間モデル(SSM)を作成し、リアルタイムでの集客数・回遊移動者数推計・予測モデルの開発」を進めるべく、複数商業施設入館者数日時データから状態空間モデルを構築を試みるとともに、リアルタイムでの集客数・回遊移動者数推計・予測モデルの開発の検討を行った。 |
PermalinkURL | https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-18K01904 |