研究業績 |
■ 著書・論文歴
1. |
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その他 |
翻訳 エーゴン・クーンハルト著『若きハンブルグ商人の歴訪の日々――777日間世界周遊』(1~4) 和光大学人間関係学部紀要 (第10号第1分冊),126-155頁 |
2. |
2023/12 |
論文 |
「日本における平和主義の濫觴――日本平和会『平和』と平和主義――」 『和光経済』 56(2),1-12頁 (単著) |
3. |
2023/03 |
論文 |
「『公民』・『公共』・社会科」 『和光経済』 55(3),13-22頁 (単著) |
4. |
2021/03 |
論文 |
農商務大臣としての陸奥宗光 和光大学現代人学部紀要 (第14号),101-121頁 (単著) |
5. |
2020/03 |
論文 |
20世紀初頭における国民意識形成とナショナリズムに関する一考察――『子ども向け日曜新聞』(Il Giornalino della Domenica)と少年向け書籍にみる日本とイタリアの比較―― 和光大学現代人学部紀要 (第13号),5-20頁 (単著) |
6. |
2019/03 |
論文 |
陸奥宗光のベクトル――官僚・陸奥宗光の政治性―― 和光大学現代人学部紀要 (第12号),151-168頁 (単著) |
7. |
2018/03 |
論文 |
第一次世界大戦前後のイタリアにおける国民意識創出に関する一考察――ヴァンバの「イタリア性」および「バリッラ」観をめぐって―― 和光大学現代人間学部紀要 (第11号),7-22頁 (単著) |
8. |
2017/03 |
論文 |
20世紀初頭のイタリアにおける国民意識創出の試み――子ども向け日曜新聞Il giornalino della domenicaとLuigi Bertelliについての一考察―― 和光大学現代人間学部紀要 (第10号),7-23頁 (単著) |
9. |
2016/03 |
論文 |
「『非常時』・『準戦時』・『戦時』」――1930年代日本の位相―― 和光大学現代人間学部紀要 (第9号),105-121頁 (単著) |
10. |
2015/03 |
論文 |
イタリア人青年の見た日清戦争期の日――Giovanni De RiseisのIl giappone modernに見る日本イメージ―― 和光大学現代人間学部紀要 (第8号),53-70頁 (単著) |
11. |
2014/03 |
論文 |
日清戦争後ドイツの日本イメージの一端――エーゴン・クーンハルトとその旅行記について―― 和光大学現代人間学部紀要 (第7号),7-25頁 (単著) |
12. |
2013/03 |
論文 |
陸奥宗光と西南戦争 和光大学現代人間学部紀要 (第6号),47-62頁 (単著) |
13. |
2012/03 |
論文 |
陸奥宗光と『寸鉄』――政治的人間と政治新聞についての一考察―― 和光大学現代人間学部紀要 (第5号),81-99頁 (単著) |
14. |
2011/03 |
論文 |
イタリアの戦後歴史教科書にみる日本イメージの一側面 和光大学現代人間学部紀要 (第4号),91-113頁 (単著) |
15. |
2010/03 |
論文 |
イタリアの地理教科書にみる日本イメージの変遷 和光大学現代人間学部紀要 (第3号),99-115頁 (単著) |
16. |
2008/03 |
論文 |
近代日本外交史における『北進』と『南進』 和光大学現代人間学部紀要 (第1号),105-122頁 (単著) |
17. |
2008/03 |
論文 |
歴史家の旅と歴史家の任務――大正デモクラシー期の歴史家坂口昂について―― 和光大学総合文化研究所年報『東西南北 2008』 177-203頁 (単著) |
18. |
2007/03 |
その他 |
翻訳 エーゴン・クーンハルト著『若きハンブルグ商人の歴訪の日々――777日間世界周遊』(1~4) 和光大学人間関係学部紀要 (第11号第1 分冊),55-77頁 |
19. |
2005/03 |
その他 |
翻訳 エーゴン・クーンハルト著『若きハンブルグ商人の歴訪の日々――777日間世界周遊』(1~4) 和光大学人間関係学部紀要 (第9号第1分冊),97-128頁 |
20. |
2004/03 |
その他 |
翻訳 エーゴン・クーンハルト著『若きハンブルグ商人の歴訪の日々――777日間世界周遊』(1~4) 和光大学人間関係学部紀要 (第8号第1分冊),98-110頁 |
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■ 学会発表
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経歴 |
■ 学歴
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■ 職歴
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■ 所属学会
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社会活動 |
■ 委員会・協会等
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その他 |
■ 教育活動
人間関係学科科目の「日本とアジア」では、日本の対外観と対外政策との連動を軸に欧米との対比を念頭に置きながら日本の対アジア政策を通史的に検討した。ゼミでは一貫して、近代日本の対外イメージを中心としながら外国人の見た近代日本イメージ・日本人の見た欧米・アジアのイメージを検討する作業を通して、学生が自発的に卒論の課題を見出すことを促し、論文作成の助言をしている。「社会科・地歴科教育法」および「社会科・公民科教育法」では、社会科の成立という歴史的観点を重視しつつ、教育実習を次年度に控えた学生が受講しているため、指導案の作成要領・教科書の実例の比較検討・授業構成の実践的留意点などについて、模擬授業を織り交ぜながら受講生に伝えている。身体環境共生学科科目の「観光と共生の歴史」では、単なる観光という枠組みを超えてヒトの移動という観点から古代から現代までを概観している。同じく「戦争と遺跡」では、戦争をどのように記憶しているのか、日本の事例とドイツなどの事例を比較検討している。さらに「平和環境論」はそれと対になるもので、平和を一つの“環境”と捉えた場合、どのようにして流動化し、またどのようにしたら安定化できるのか、について検討をしている。共通教養科目の「近代日本の政軍関係」では、おおむね幕末・維新期から現代に至るまでの政軍関係と文民統制について鳥瞰する講義を展開している。
経済学科移籍後も、教職課程科目として「社会科・地歴科教育法」・「社会科・公民科教育法」を継続して担当する一方、学科専門科目として「国際関係論」及び「日本政治史」を担当している。「国際関係論」では、国際関係論の重要な基本概念や用語を成立背景などの歴史的経緯を踏まえつつ平易簡明に説明し、学生の理解を計ることを主眼に授業を進めている。「日本政治史」では、19世紀半ば以降の150年ほどの日本近現代の政治・外交について、基礎的事項を中心にその特質を鳥瞰することを念頭に、精選した史料や略年表を提示しながら、学生の理解に資する授業展開を図っている。
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■ 研究活動
日本の近代外交において、対外イメージや政策構想がどのように政策と関わってくるのかに関心を払い、陸奥宗光などの人物論研究を通じて19世紀後半の日本政治外交史を分析することを行ってきた。また、近代日本に大きな影響を与えたといえるドイツと日本との関わりを、教科書レベルの日本イメージを探ることによって、あるいは国家学の受容過程を通じて、明らかにしようとしてきた。後者については、さらにイタリアの教科書並びに旅行記などをも素材として、ドイツ・イタリアの教科書にみる日本イメージの検討を進めている。これらの過程で発見したクーンハルトの旅行記を翻訳するとともに、その人物像と日本イメージの形成についてさらに検討を重ねている。また、イタリアの日本イメージに関しては、デ・リセイスの旅行記を分析し、教科書にみる日本イメージと合わせて検討を進めている。
さらに、陸奥宗光の人物論研究を進め、官僚として政治家としての陸奥を時期ごとに分けて分析を重ね、一連の論文にまとめている。
一方、国民国家形成期における国民意識の比較という観点から、イタリアと日本の少年少女向け雑誌を題材に分析を進め、一連の論文にまとめるとともに、2019年度のヨーロッパ日本研究協会日本大会でもその成果を発表している。
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■ 和光大学リポジトリ
リポジトリ
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