研究業績 |
■ 著書・論文歴
1. |
2024/06 |
著書 |
子どものウェルビーイングとムーブメント教育 (単著) |
2. |
2024/04 |
論文 |
インタビュー「間(あわい)」でゆらぎ、新しい「私」に出会う 女子体育/日本女子体育連盟 編 66(4),6-9頁 (共著) |
3. |
2024/03 |
論文 |
保育所における特別なニーズのある子どもの保護者支援の在り方に関する一考察 —親子ムーブメント活動の実践を通して— 和光大学現代人間学部紀要 17,145-165頁 (共著) |
4. |
2024/03 |
論文 |
保育所による子育て支援の強みに関する研究 ―つながりづくりを目指したムーブメント遊びの実践を通して― 保育科学研究 13,67-82頁 (共著) |
5. |
2023/04 |
論文 |
インタビュー いのちに触れて踊り、満ち足りるいのち—ダンスが拓く未来 : こころ弾ませて 女子体育/日本女子体育連盟 編 65(4),6-9頁 (共著) |
6. |
2023 |
論文 |
保健体育科の自己調整学習におけるAARサイクルの特徴 ~多様な学習者の「評価の三角形」に着目して~ 6,13-21頁 (共著) |
7. |
2022 |
論文 |
インタビュー 踊ることで自分の身体を好きになる (今、ダンスにできること 健やかな人生を支える) 女子体育/日本女子体育連盟 編 64(1),6-9頁 (共著) |
8. |
2021 |
著書 |
運動・遊び・学びを育てる ムーブメント教育プログラム100 幼児教育・保育、小学校体育、特別支援教育に向けて (共著) |
9. |
2021 |
論文 |
書評 鈴木信一著『即興ダンスセラピーの哲学身体運動・他者・カップリング』 舞踊學 2021(44),58-59頁 (単著) |
10. |
2020 |
著書 |
『真正の「共生体育」をつくる』 (共著) |
11. |
2020 |
論文 |
インクルージョンの先にあるのもの ~Join the dance. 私たちの終わらないプロセスへ~ 女子体育 第62巻(2‣3号),4-5頁 (単著) |
12. |
2020 |
論文 |
特別支援のダンス 「共に生きる」を問う場としてのダンス発表会 : 放課後等デイサービスにおける実践から 「女子体育」 第62巻(第6・7号),34-39頁 (単著) |
13. |
2019 |
論文 |
共生・共創の舞台づくりを目指した身体表現遊び―不登校だった生徒の変容の視点から 体育科教育 2019(9月号),70-72頁 (単著) |
14. |
2019 |
論文 |
発達障がい児の学校適応を支えるダンスプログラムの実践 日本芸術療法学会誌 50(1),55-61頁 (単著) |
15. |
2018 |
著書 |
発達障がい児を育む「創造的身体表現遊び」の実証的研究 (単著) |
16. |
2018 |
論文 |
異なるもの同士が共に遊ぶことの意義と課題 和光大学現代人間学部紀要 (11),91-106頁 (単著) |
17. |
2017 |
論文 |
「人間的全体験」としてのダンス~教養科目の授業における学生たちの「主体性」をめぐって~ 「女子体育」 第59巻(第4・5号),40-43頁 (単著) |
18. |
2017 |
論文 |
インクルーシブ保育・教育に生かす身体表現遊び 幼児の教育 (2017秋号),59-62頁 (単著) |
19. |
2016 |
著書 |
保育内容「表現」 : からだで感じる・表す・伝える (共著) |
20. |
2016 |
論文 |
『創造的身体表現遊び』における自閉症スペクトラム障がい児の身体運動能力の検討 和光大学現代人間学部紀要 (9),41-55頁 (単著) |
21. |
2016 |
論文 |
発達障がい児を育む『創造的身体表現遊び』の実証的研究 (単著) |
22. |
2016 |
論文 |
保育所における障害児やいわゆる『気になる子』等の受け入れ実態、障害児保育等のその支援の内容、居宅訪問型保育の利用実態に関する調査研究報告書 (共著) |
23. |
2015 |
論文 |
「発達障がい児の身体運動能力の検討-空間関係把握能力検査とMSTB検査を指標として-」 児童研究 (94),31-39頁 (単著) |
24. |
2015 |
論文 |
大学と地域の連携を活かした遊びの場づくり-ムーブメント教育・療法の活用 和光大学総合文化研究所年報東西南北 204-216頁 (共著) |
25. |
2014 |
著書 |
Movement Education and Therapy Program Assessment-ⅡRevised:MEPAⅡ-R 重症児(者)・重度重複障がい児のムーブメント教育・療法プログラム アセスメント (共著) |
26. |
2014 |
著書 |
障がいの重い児(者)が求めるムーブメントプログラム-MEPA-ⅡR の実施と活用の手引- (共著) |
27. |
2014 |
著書 |
発達障がい児の育成・支援とムーブメント教育 (共著) |
28. |
2014 |
論文 |
The Effectiveness of Movement Education in Supporting Children with Developmental Disorders. 和光大学現代人間学部紀要 (7),157-176頁 (単著) |
29. |
2014 |
論文 |
教具・遊具の工夫と開発:子どもの発達を支える遊具とその活用に向けて 体育科教育 5月号,14-17頁 (単著) |
30. |
2011 |
論文 |
創造性教育としてのムーブメント教育の可能性--マリアンヌ・フロスティッグの理論より 児童研究 (90),22-30頁 (単著) |
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■ 学会発表
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経歴 |
■ 学歴
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■ 職歴
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■ 現在の専門分野
体育、身体教育学, 子ども学、保育学, 特別支援教育 (キーワード:身体表現論 舞踊教育学 ムーブメント教育・療法)
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■ 所属学会
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社会活動 |
■ 社会における活動
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■ 研究課題・受託研究・科研費
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その他 |
■ ホームページ
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■ 教育活動
千葉県立国府台高等学校保健体育科専任講師、お茶の水女子大学助手を経て、
・2002年4月、和光大学人間関係学部人間発達学科に、身体表現論担当の専任講師として着任
・2007年4月、和光大学現代人間学部身体環境共生学科准教授(改組による学部学科名変更と昇格による)
・2019年4月、和光大学現代人間学部人間科学科教授(学科名変更と昇格による)
現代人間学部人間科学科(身体環境共生学科)の専門科目としては、運動遊びを軸とした発達支援法である「ムーブメント教育・療法」に関する授業を担当している。特に大学と地域との連携を深めながら、子育て支援や障がい児支援活動として現場体験を重視した実践の場、地域の教師、保育士たちと学生が共に学び合う場を提供している。学生たち自身が「講師」として地域の公開講座や親子教室を企画運営するようになり、好評を得ている。2013年度には、これらの活動が評価され、「財団法人学生サポートセンター第 10 回『学生ボランティア団体』助成金」に採択された。
ゼミは、「コミュニケーションする身体」や「遊びの場を共に創る」を大きなテーマに開講し、学生たちの自主企画を重んじながら展開している。卒業研究は主に、遊び、ダンス、スポーツ、身体表現などに関するテーマで指導を行っている。さらに、高校教員であった経験も活かし、中高保健体育の教職免許取得を目指す学生向けの授業として、「スポーツ方法学実習(ストレッチング&ダンス)」や「表現運動学」を担当している。
また、共通教養課程の「身体表現とパフォーマンス」の授業では、年度末の発表会を目標に設定し、年間の指導を通じて学生たちが企画の段階から主体的にかかわり、自らの身体と向かい合い共に場を創造する過程を支援している。加えて、「クリエイティブ・ダンス」の授業では、群舞作品の創作を行い、発展的課題として、全国規模のダンスコンクール(全日本高校・大学ダンスフェスティバル in 神戸、コンクール部門)への出場に挑んだ年度もある。専門課程ではない学生を対象に一人一人の体力、表現力、技術に合わせた指導と体調管理を行いながら、自律した集団として協力できるよう支援してきた。(2004、2007、2009、2010、2015年度に入選、2008年度には「日本女子体育連盟理事長賞」と「特別賞(音響の工夫)」を受賞、2011年度には「審査員賞」を受賞、2016年度に「日本女子体育連盟理事長賞」受賞。)また、ゼミ生を中心に、学内外で「和光大学 Dance Performance Project Merry Zome」の上演活動を支援している。ARTISTIC MOVEMENT in TOYAMA(少人数による創作ダンスコンクール)においても、ゼミの学生たちが出場している。
その他、非常勤講師として、日本大学「創作ダンス方法論」、淑徳文化専門学校「幼児体育」、お茶の水女子大学「生涯スポーツ(ダンス)」、日本女子体育大学「生涯ダンス論」「舞踊方法学実習(高齢者・障害者指導法)」、国立音楽大学「表現教育」等を担当。
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■ 研究活動
これまで、特別支援教育および保育や子育て支援の現場におけるムーブメント教育・療法の実践研究を重ねる中で、特に、ダンスムーブメントや創造的活動について考察してきた。特に、発達障がい児の親子を対象とした取り組みを基軸として継続しながら、さらにインクルーシブな活動を目指し、ダンスや身体表現を軸としたより創造的で包括的なムーブメントプログラムの開発研究に努め、早期支援や家族支援、地域子育て支援における適用に関する理論研究や実践を行ってきた。それらをもとに、『発達障がい児の育成・支援とムーブメント教育』(2014,大修館書店)をまとめた。
さらに 2015年度には博士論文をまとめ、ムーブメント教育・療法と身体表現活動を基盤に展開してきた独自の実践を「創造的身体表現遊び」と名づけ、その特徴、ねらいや構造を明らかにした。「創造的身体表現遊び」が「共に生きる場を共に創る」活動であることを論じ、その意義を確認し、「課題(プログラム)は一方的に与えるのではなく、機会として提供して共に創りながら体験する」という捉え方を示した。
また、2011年 3月の東日本大震災以降は、被災地の子ども・子育て支援として、室内遊びのプログラム提供や支援者養成に取り組んできた。特に、原発事故影響下の子どもの発達と幸福感を育む室内遊びの開発と地域支援に関する研究実践は、2013年度より、科学研究費に採択され、研究分担者として、現地での実践研究に取り組んだ。
さらに、科研費による研究では、2017年度より4年計画で、発達障がい児の就学支援に役立つ「創造的身体表現遊び」の実践研究に取り組んだ。2021年度からは、「創造的身体表現遊び」による舞台創作活動が発達障がい児の向社会的行動に及ぼす効果について調査研究を進めている。
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■ 和光3分大学
和光3分大学
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