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    (最終更新日:2024-08-10 05:44:31)
  ナガオ ヨウコ   NAGAO Yoko
  長尾 洋子
   所属   和光大学  表現学部 総合文化学科
   職種   教授
研究業績
■ 著書・論文歴
1. 2024/07 論文  戦時下における民謡とその資源化―おわら風の盆の事例から 『戦争社会学研究』 (8),11-33頁 (単著) 
2. 2023 論文  「書評 阿部万里江(著)・輪島裕介(訳)『ちんどん屋の響き : 音が生み出す空間と社会的つながり』」 ポピュラー音楽研究 (27),102-105頁 (単著) 
3. 2023/06 論文  西の湖周辺の地域活動にみる集合的創造性―環境・教育・アートのつながりに注目して― 日本生活学会第50回大会発表梗概集 26--27頁 (単著) 
4. 2023 その他  【随筆】「火祭りと灯まつり―琵琶湖・西の湖の畔にて」 和光大学地域連携研究センター記録集『逕(みち)』 (2)  
5. 2021 論文  【書評】 島添貴美子著『民謡とは何か?』 東洋音楽研究 (86)  
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■ 学会発表
1. 2023/06/11 【研究発表】「西の湖周辺の地域活動にみる集合的創造性―環境・教育・アートのつながりに注目して―」(日本生活学会第50回大会)
2. 2022/12/04 【研究発表】Reedbeds Nurturing a Vernacular Civil Society?(Lake Nishinoko Reed Lantern Exhibition as an Experiment for Ecological and Socio-cultural Wellbeing, Anthropology of Japan in Japan (AJJ) Annual Meeting 2022)
3. 2020/03/28 【研究発表】「おわらの組織的プロデュースと祝祭的時空間の構築」(2020年日本地理学会春季学術大会 セッション:地域文化の創造と継承――地方の祭りの近代性をめぐって)
4. 2019/02/17 【研究発表】「越中おわらにまつわる物語マネジメント―観光の文脈における〈うたの町〉八尾」(観光学術学会第6回研究集会 「伝統芸能と観光」)
5. 2018/01/20 【研究発表】「おわら風の盆の古層――「群れる」身体性の再構成はいかにして可能か」(国立民族学博物館研究プロジェクト「音楽する身体間の相互作用を捉える――ミュージッキングの学際的研究」研究会)
経歴
■ 学歴
1.
(学位取得)
総合研究大学院大学(総研大) 博士
2. SOAS University of London (School of Oriental and African Studies) 修士課程修了
3. お茶の水女子大学 人文科学研究科 修士課程修了
■ 職歴
1. 2019/04~ 和光大学 表現学部 総合文化学科 教授
2. 2012 京都精華大学 客員研究員
3. 2010/04~2019/03 和光大学 表現学部 総合文化学科 准教授
4. 2007/04~2010/03 和光大学 表現学部 総合文化学科 講師
5. 2007~2011 国際日本文化研究センター 共同研究員
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■ 現在の専門分野
人文地理学, 観光学 (キーワード:文化地理学) 
■ 所属学会
1. 人文地理学会
2. 日本ポピュラー音楽学会
3. 東洋音楽学会
4. 観光学術学会
5. Association for Asian Studies
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■ 授業科目
1. 文化編成のダイナミクス
2. 地域文化とコミュニケーション
3. 地域文化フィールドワーク
4. 文化遺産と社会
5. 旅と観光文化
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社会活動
■ 研究課題・受託研究・科研費
1.   地方文化としての「おわら風の盆」の創造/再生産と社会的想像力 若手研究(B) 
■ 講師・講演
1. 2022/06/10 【一般向連続講座】「今、文化遺産が新しい―変わりゆく人・モノ・時間の関係性―」(和光大学・町田市生涯学習センター)
2. 2022/02/25 【一般向講演】「ヨシ灯り展」と地域貢献の道―ヨシから広がる環境・教育・文化活動の地域づくり(安土コミュニティセンター)
3. 2020/02/16 【記念講演】「越中おわら風の盆の地脈―民謡研究の動向と拡がり」(富山市立図書館本館3階 セミナールーム)
4. 2018/10/20 【一般向講演】「ワシントンDC:首都を彩るフェスティバル」(ダブルフォーアパートメント町田店)
■ 受賞学術賞
1. 第32回翁久允賞
2. 第70回芸術選奨文部科学大臣新人賞
その他
■ 教育活動
担当科目:「地図の文化学」「旅と観光文化」「文化遺産と社会」「民俗芸能論」「地域文化とコミュニケーション」「地域文化フィールドワーク」「文化編成のダイナミクス」(ゼミナール)「エスノグラフィーの世界」(共通教養科目)

・グループワークや学生どうしの相互評価など参加型の授業運営を通して、リテラシーやプレゼンテーション能力、コミュニケーション能力の向上を図っている。

・フィールドワークの要素を積極的に取り入れることによって、生きた文脈のなかで文化や表現を思考する試みを行っている。
■ 研究活動
近現代における日本の地方文化の形成過程をうた、芸能、儀礼、造形活動等の視点から研究している。

とりわけ20世紀前半の文教政策、芸術運動、都市化、消費社会の萌芽、地域振興、統治にまつわる思想と地方文化(その形態、実践主体、意識を含む)との関係について、学際的に研究を進めている。
地域社会をとりまく現代特有の問題(少子高齢化、地域文化とジェンダー、余暇活動のあり方など)についても関心をもっており、文化活動を主な切り口として調査を行っている。

上記を通じ、文化実践、身体、認識、感情、物理的・社会的環境が相互に影響を与えあうなかで、どのような空間が産み出されるのか、行為や現象はいかに意味づけられるのか(あるいは位置づけ直されたり更新されたりするのか)、といった「再文脈化」のプロセスの解明にも取り組んでいる。
また、時‐空間‐実践‐諸力の関係性にアプローチし記述する方法として、〈響き〉の現象と知覚に立脚しつつ批判性をそなえた「空間誌」を提唱。

最近は「カルチャー・スポットの発掘と創出」をテーマに、若者や市民がみずからの生活圏に新鮮さと活力を見出し、創り出すための実践的研究や教育活動も試みている。
■ 和光3分大学
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■ 和光大学リポジトリ
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