研究業績 |
■ 著書・論文歴
|
経歴 |
■ 学歴
|
■ 職歴
|
■ 学内役職・委員
1. |
2018/04/01~2021/03/31 |
和光大学 表現学部長 |
|
■ 現在の専門分野
美術史, 芸術実践論, 博物館学 (キーワード:現代日本美術・美術館学)
|
|
■ 所属学会
|
■ 担当経験のある科目
|
社会活動 |
■ 社会における活動
|
■ 委員会・協会等
|
その他 |
■ 教育活動
2003年4月 和光大学表現学部芸術学科助教授として着任。
2010年4月 同教授。
それ以外の教育活動として:
・千葉市美術館学芸課博物館実習担当 1995〜2002
・青山学院女子短期大学非常勤講師 2002
・千葉大学普遍教育センター非常勤講師 2008〜2011
・武蔵野美術大学造形学部非常勤講師 2008~2011
学生たちには、行動すること、発信すること、自己表現の名の下に自閉しないことを求めている。表現することと受用することは単一事象の両面であり、実際の授業では「アートの理論と歴史を読む」で、作品を鑑賞しながら古今の美学・美術史文献のさわりを次々と読み込み、受用能力を深めることを目論んでいる。ゼミナール「ヴィジュアル・アート」では前期は多くの実作品を目の当たりにし、後期には、学生各自の言葉で構成した美術フリーペーパーを編集発行、さらには展覧会企画を指導する。2015年度には川崎市麻生区との協働による「サトヤマアートサンポ」(川崎市麻生区黒川地区)企画を指導した。また「カタログ編集術」等の編集・企画系科目を受け持つ。資格課程の諸科目では形骸化しつつある学芸員資格発給の過程であるにとどまらず、ボランティア、NPOなどの立場で美術に係わろうとする者にも有益であることを考慮している。
|
|
■ 国際学術交流
・2005年12月、「スイス現代美術展リアルワールド」企画・開催 千葉市美術館/Pro Helvetia文化財団
|
|
■ 研究活動
(ⅰ)現代日本美術に関する事柄と(ⅱ)美術館学に関する二つの項目をターゲットとしている。(ⅰ)については、現代芸術を同時代現象として批評とするのみならず、企画者として間接的に事象を担うことを考えている。目下の興味は80-90年代、所謂バブル経済時代を経験した美術にある。(ⅱ)については昨今の美術館の衰退とパブリックアートの現状を対象としている。両者は互いに不可分の現象で、各地美術館が企画力、財政的の双方に衰退を見せる昨今、芸術活動がギャラリー、美術館という屋内空間から都市空間や野外などよりパブリックな空間へ移動しつつある事実は、近代芸術以降、作家の主体性を謳歌してきたモダンアートから、地域、政治学と主体的に関係づく「自律的ではない」芸術へと移行しつつある状況と関連づいており、その現状を観察している。パブリックアートの隆盛は、限定空間を前提とする限り美術館学にとっての自己矛盾であり、美術館学の枠組みを組み替えるべき時期が来ていることを自覚している。
|
|
■ 和光3分大学
和光3分大学
|
|