研究業績 |
■ 著書・論文歴
1. |
2024/06/30 |
論文 |
「詩における “Design”、つまり “Form” を考える」、〈特集〉「場所のリアリティ—アメリカ社会とソーシャル・デザイン」というタイトルのシンポジウム報告論文 『アメリカ文学』 85,12-21頁 (単著) |
2. |
2024/04 |
著書 |
「詩においては、音が意味を作る」 『現代詩手帖』 2024年(4月号),123-124頁 (単著) |
3. |
2023/03/31 |
著書 |
「Aya Yoshida, American Measure: William Carlos Williams’s Vision of Free Verse」 『アメリカ文学研究』 (59号),21-25頁 (単著) |
4. |
2022/07/15 |
著書 |
「世界文学の視点から西脇順三郎を考える」 『みらいらん』 2022年(10号),82-101頁 (共著) |
5. |
2022/02/22 |
著書 |
“The Relation of ‘Ez Po’ and ‘Kit Kat,’ and How Shuri Kido Appears” Ezra Pound Review (24号),21-37頁 (単著) |
6. |
2022 |
著書 |
Names and Rivers (A book of translation of Shuri Kido's Poems) (共著) |
7. |
2022 |
著書 |
映画 Vertifgo、 |
8. |
2022 |
その他 |
“Introduction” to Shuri Kido’ s book of translation Names and Rivers. Names and Rivers xi-xvi頁 (単著) |
9. |
2019/04 |
その他 |
翻訳
ジョン・ルーリー展 |
10. |
2018 |
著書 |
The Reality behind What We See (共著) |
11. |
2018 |
論文 |
「Bruce Springsteen の複眼的視線」 『揺れ動く保守』 |
12. |
2018 |
論文 |
「『地理的想像力』の変遷―パウンドからスナイダーへ」 『ノンフィクションの英米文学』 |
13. |
2018 |
その他 |
翻訳 Mizuho Ishida,Two Lines—World Writing in Translation ,Moon Dog (「月の犬」) アメリカの詩誌 Two Lines 所収 |
14. |
2017/02 |
著書 |
「前期ボブ・ディラン、あるいは告白しない仮面」 『現代詩手帖』 2017年(2月号) (単著) |
15. |
2015 |
論文 |
「『時間の空間化』のグランド・デザイン―『詩篇 第1篇』を細かに読む」 『Ezra Pound Review』 (第17号) |
16. |
2014 |
その他 |
翻訳 Mizuho Ishida, Dnevi Poezije in Vina (Days of Poetry and Wine “Night Fishing” 石田瑞穂 「夜釣り」) スロヴェニア国際詩祭公式パンフレット所収 |
17. |
2014 |
その他 |
翻訳 Shigeru Kayano Ainu Tools |
18. |
2013/02/10 |
その他 |
J R 展 展示キャプション翻訳担当 |
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■ 学会発表
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経歴 |
■ 学歴
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■ 職歴
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■ 現在の専門分野
キーワード:エズラ・パウンド以降の英語詩、日英比較詩学
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■ 所属学会
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社会活動 |
■ 委員会・協会等
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その他 |
■ 教育活動
・2008年4月、和光大学表現学部総合文化学科に、「ことばの詩学」その他担当の講師として着任。
主にアメリカのモダニズム以降の詩を扱っている。 Ezra Pound、 T. S. Eliot といったモダニストから、Gary Snyder、 Allen Ginsberg といったポスト・モダニストへの流れなどを考える授業を展開している。とはいえ、詩は詩である。言語は違っても「詩(うた)」であることには変わりはない。「英語詩が専攻だからと言って、自国の詩に関心を持たないのは、芸術的不感症だ」という、恩師、金関寿夫氏のことばを忘れることなく、英語詩の授業でも、西脇順三郎、田村隆一、ナナオ・サカキといった詩人の作品、さらには、サカキの手になる小林一茶の英訳、ネイティヴ・アメリカン(いわゆるアメリカ・インディアン)の詩、また、パウンドの唐詩の英訳なども扱う。音楽においても「ポエジー(詩的なるもの)」はある。ジャマイカ出身のレゲエ・ミュージシャン、ボブ・マーリィやその他のレゲエ・ミュージシャン、また、ポップ・ミュージックやロック・クラシックスの歌詞も授業で取り上げる。それも、単に歌詞を読むだけではなく、例えばマーリィであれば、T. S.エリオットを教祖とした「新批評(New Criticism)」の基準と照らし合わせても見劣りせず、なおかつ、更にその先へと開いていった詩人として読み解くこともしている。17年度は、2016年にノーベル文学賞を受けたボブ・ディランの授業も、ディランに影響を与えたウディ・ガスリー、そしてディランの後継者と目されるブルース・スプリングスティーンの歌詞を絡めながら展開している。
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■ 国際学術交流
特になし。とはいえ、個人的には、多くの海外の詩人たちと交流をしている。
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■ 研究活動
メインのフィールドは、何と言っても、アメリカ現代詩だ。「現代詩」とは、 “Modern Poetry” の訳であり、 “Modernism” とは20世紀前半に起こった芸術全般にわたる運動のことであるから、20世紀前半の詩がフィールドである。とくに、Ezra Poundを中心に研究している。とはいえ、「芸術的不感症」であってはいけない。「パウンド・トラディション」の詩人たち、とくに Gary Snyderや Allen Ginsberg、Jack Kerouac、ナナオ・サカキなどのビート詩人は、熱心に読んでいるつもりである。最近は、パウンドに始まる詩人たちの作品に共通する「時間の空間化」というテーマを中心に研究している。それと並行して、「メッセージ」に重きを置いた歌詞と詩を扱う。「メッセージ」と「詩」の違いはどこにあるのか、それを探っている途中である。
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■ 和光3分大学
和光3分大学
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