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    (最終更新日:2024-08-04 20:24:04)
  マルヤマ カズヒコ   MARUYAMA Kazuhiko
  丸山 一彦
   所属   和光大学  経済経営学部 経営学科
   職種   教授
研究業績
■ 著書・論文歴
1. 2021/03 著書  『現代に問う経済のあり方、経営のあり方』    
2. 2020/10 著書  『顧客に密着し、新たな価値を創造する方法論』    
3. 2019/10 著書  『商品企画七つ道具(JSQC選書)』    
4. 2018/12 著書  『開発者のための市場分析技術』    
5. 2017/05 著書  『エンタテイメント企業に学ぶ競争優位の戦略』    
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■ 学会発表
1. 2020/11 「顧客価値創造の上流工程プロセスの開発WGの活動報告」(日本品質管理学会全国大会)
2. 2009/10 「ブレインライティング発想法とその題材に関する教育的作用」(日本品質管理学会全国大会)
3. 2008/05 「サービス産業における顧客価値創造研究会中間報告(1)」(日本品質管理学会全国大会)
4. 2008/05 「サービス産業における顧客価値創造研究会中間報告(2)」(日本品質管理学会全国大会)
5. 2007/10 「ライブ・エンタテインメント商品における商品企画七つ道具の活用」(日本品質管理学会全国大会)
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経歴
■ 学歴
1. ~2007/02 成城大学大学院 経済学研究科 経営学専攻 博士課程修了 博士
■ 職歴
1. 2015/04~ 和光大学 経済経営学部 経営学科 教授
2. 2013/04~2015/03 和光大学 経済経営学部 経営学科 准教授
3. 2010/04~2013/03 和光大学 経済経営学部 経営メディア学科 准教授
■ 現在の専門分野
マーケティング論(戦略的マーケティング), 新商品開発マネジメント・創造活動マネジメント, ビジネス統計・マーケティングサイエンス, 総合的品質マネジメント(TQM), 市場戦略 (キーワード:マーケティング論、特に新商品開発マネジメント、市場戦略、創造活動マネジメント、イノベーション創発) 
■ 所属学会
1. 日本マーケティングサイエンス学会
2. 日本マーケティング学会
3. 日本マネジメント学会
4. 日本商業学会
5. 日本消費者行動研究学会
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社会活動
■ 講師・講演
1. 2021/07 「イノベーションを創成する新しい時代」
2. 2020/11 「顧客に密着し、新たな価値を創造する方法論」
その他
■ 教育活動
・2009年4月,富山短期大学 経営情報学科教授に昇格
・2010年4月,和光大学 経済経営学部 経営メディア学科准教授として着任
・2015年4月,和光大学 経済経営学部 経営学科教授に昇格
・2017年4月,和光大学大学院 社会文化総合研究科 現代経済・ビジネスコース教授を兼務,現在に至る

経営情報学科・経営メディア学科において,主としてマーケティング論の講義を担当してきた。マーケティングマネジメントという視点から,顧客との関係構築を目指す価値創造型マーケティングを講義し,また企業事例等も用いて実践的な指導をしている。ゼミナールのテーマは,工場や研究所では生み出すことのできない商品価値を,チーム(組織)でどのように創造するかという新商品開発マネジメントである。このようなテーマに関連して,現代流通論,マーケティングリサーチ,経営外国語講読,ビジネスデータ分析等も講義してきた。卒業論文の指導においては,企業・団体との共同研究にゼミ生達を参画させ,実際のビジネス現場での課題をテーマにし,新商品企画に関する方法論,プロセス,人材育成,組織化について卒業論文の指導を行っている。

なお,2007年度には,新潟大学大学院自然科学研究科において,数理科学特別講義の非常勤講師を兼任した。2008年度から現在まで,明治大学理工学部において,マーケティング論の非常勤講師を兼任した。
■ 研究活動
プロダクト・マーケティングの研究者として追求しているテーマは,大きく3つに分けることができる。

第一に,顧客満足である。生み出した商品を誰からも長く愛される商品へ育成していくという課題は,どの企業にも共通し,さらに古くて新しい課題でもある。この顧客満足研究はサービス産業に多く,ロングセラー商品に育成していくのに有効な既存顧客維持戦略に,多くの課題を抱える製造業に対する適切な研究が殆ど無い。そこで製造業に焦点を当て,既存顧客を維持させるための商品開発に有効な方法論と仕組み作りについて,理論と実証の両面から考究した。このテーマについては,2008年4月に『戦略的顧客満足活動と商品開発の論理』を刊行した。第二に,成功する新商品開発プロセスの体系化である。旧来のモノづくりの方法論では成功がおぼつかなくなり,革新的な新商品を開発するための方法論の構築が求められ,さらに企業は永続的な発展のため,革新的な新商品を開発し続けなければならない。その意味でも成功する新商品開発プロセスの体系化が必要となっている。そこで実際の商品化を行った商品企画の成功・失敗事例から,有効な方法論を企業と共同研究している。特に偶然や運任せに頼るのではなく,データサイエンスを中心とした科学的にヒット商品を組織的に創造する方法論,プロセス,ビジネスモデル等を実証研究してきた。このテーマについては,2009年11月に『新版品質保証ガイドブック』を刊行した。第三に,新しい価値創造の概念化である。今後企業において革新的な商品を継続して開発するために,考慮すべき最も重要なものは,顧客の価値観を適切に捉えることである。しかしこの価値観は時代によって変化する。今後競争優位を得る新しい価値の創造は企業にとって重要な戦略課題である。そこでエンタテイメント産業が提供する価値に注目し,技術+技術以外の要素が戦略的な物語で融合されることで生まれる価値,又は本質的価値を情緒的価値で物語として魅力的に融合する価値の概念化を行い,エンタテイメント価値が今後競争優位を得る新しい価値になることを研究している。このテーマについては,下記の論文リストに掲げたように継続的に発表している。
■ 和光3分大学
和光3分大学Link
■ 和光大学リポジトリ
リポジトリLink