研究業績 |
■ 著書・論文歴
1. |
2016/09 |
論文 |
「1950年代初期における職業・家庭科のカリキュラム編成-長野県飯田市立飯田東中学校の事例を通して」 『〈教育と社会〉研究』 (第26号),67-78頁 |
2. |
2016/03 |
論文 |
「1930年代初期における国語科の教育目的の問い直し-第34 回全国小学校訓導協議会の議論を通して」 『和光大学現代人間学部紀要』 (第9号),57-70頁 |
3. |
2016/02 |
論文 |
「保育記録を書くことの意味-吉村真理子の保育記録論を通して」 『保育実習センター通信』 (第6号),7-9頁 |
4. |
2016/01 |
論文 |
「学習雑誌『伸びて行く』に見る山路兵一の「読書創造」」 『学習研究』 (第477号),16-21頁 |
5. |
2015/12 |
論文 |
「新制中学校設立初期における学校経営と生徒指導-飯田東中学校の教科教室制を通して」 『〈教育と社会〉研究』 (第25号),55-65頁 |
6. |
2015/10 |
論文 |
「発達へのまなざし」 『戦後幼児教育・保育実践記録集』 第Ⅲ期第10巻,2-39頁 |
7. |
2015/05 |
論文 |
「集団の中で育つ乳児」 『戦後幼児教育・保育実践記録集』 第Ⅱ期第10巻,13-37頁 |
8. |
2015/03 |
論文 |
「絵本から広がる子どもの世界-探険遊びの保育実践」 『保育実習センター通信』 (第5号),5-6頁 |
9. |
2014/04 |
論文 |
「子どもの遊び」 『戦後幼児教育・保育実践記録集』 第Ⅰ期第7巻,1-25頁 |
10. |
2014/03 |
論文 |
「1900年代の東京高等師範学校附属小学校における読方教育論-『教育研究』および全国小学校訓導協議会での議論を中心に」 『和光大学現代人間学部紀要』 (第7号),99-118頁 |
11. |
2014/03 |
論文 |
「子どもを飛躍させる教材とは-和光鶴川小学校の総合学習の実践を見学して」 『保育実習センター通信』 (第4号),12-13頁 |
12. |
2013/03 |
著書 |
木村元編著『近代日本の人間形成と学校-その系譜をたどる』 (共著) |
13. |
2013/02 |
論文 |
「「ことばの体験」を通して出会う自己と他者の世界-詩の暗唱によることばの教育の新しい試み」 『保育実習センター通信』 (第3号),18-20頁 |
14. |
2012/03 |
著書 |
木村元編著『日本の学校受容-教育制度の社会史』 (共著) |
15. |
2011/03 |
論文 |
「全国小学校訓導協議会における国語教育の再構築過程-読方教育をめぐる議論から」 『1930年代の社会と教育関係構造の史的特質-教育学、教員文化、教育実践に注目して』日本学術振興会科学研究費補助金研究報告書(課題番号20530686 研究代表者 木村元) 118-161頁 |
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経歴 |
■ 学歴
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■ 職歴
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■ 所属学会
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その他 |
■ 教育活動
2013年4月、和光大学現代人間学部心理教育学科に教育学担当の専任講師として着任。
現代人間学部心理教育学科の教員として以下の2領域の授業を担当している。
まず、教育実践論に関する講義と演習である。初等教育・幼児教育に関する教育内容・方法の実践理論および実践史および国語教育の内容・方法に関する講義を行っている。演習では、これまでの日本の教育現場に蓄積されてきた様々な教育実践の事例を取り上げるとともに、現在行われている教育・保育実践の現場を見学し、参加学生相互の討論を通して、教師が行う人づくりの技や工夫について考察を深めることを目指している。
もう一つは、近代および現代日本の教育史に関する講義である。社会の変容との関係で教育の制度的展開を押さえつつ、具体的な教育実践の事例を多く取り上げながら、人づくりのありようが質的に変化してきた過程をたどっていく。教育の歴史を学校の内部に限定した問題として捉えるのではなく、学校を取り巻く社会の変化や子どもの変化との関係で教育の問題を歴史的に捉えられるよう講義内容を構成している。
また、東洋大学で非常勤講師として教育方法論に関する講義を担当している(2011年度から現在まで)。
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■ 研究活動
現在、主として二つのテーマについて研究を行っている。
まず一つ目は1900-30年代の日本の教育実践の検討である。教育実践は教師個人の思想や実践経験だけでなく、歴史的社会的背景の中で産み出される。どのような社会的状況の中で教育課題が立てられ、子どもにどのような力を獲得させようとしたのか、そしてそれをどのような内容と方法によって実現しようとしたのか。こうした教師たちのペダゴジーに関する議論と教育実践の形成過程について検討している。特に、この時期の教育実践の中で注目しているのが国語教育と総合学習である。
二つ目の研究課題は地域社会と教育の問題である。神奈川県小田原市、兵庫県豊岡市、長野県飯田市の地域史料と学校史料の調査を進めている。政治的・経済的状況や、文化的状況といった地域社会のありようから人間形成上の課題が立ち上がってくるが、こうした課題に学校教育としてどう対応しようとしたのかについて検討を行っている。
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■ 和光大学リポジトリ
リポジトリ
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