研究業績 |
■ 著書・論文歴
|
■ 学会発表
|
経歴 |
■ 学歴
|
■ 職歴
|
■ 現在の専門分野
|
■ 所属学会
|
その他 |
■ 教育活動
2014年4月、和光大学表現学部総合文化学科に、言語学・英語学の講師として着任。2018年4月より准教授。
総合文化学科において、主として言語学・英語学分野に関する講義と外国語科目を担当している。英語学入門のための講義である「英語学序論1・2」では、専門を学ぶ足がかりとして、英語が示す興味深い言語現象を取り上げ、英語を学術的な視点から眺めることの面白さを伝えている。また、英語学の専門性を深める科目の一つである「英語の歴史」では、英語の外的歴史と内的歴史の両面に関する基本事項を扱うだけではなく、英語科教職免許の選択科目であるという科目の性格も踏まえ、英語を史的に学ぶことで、現代英語に対するより深い理解が得られるよう努めている。
ゼミ及び卒業論文の指導においては、学生の自主性を重んじ、学生各人が自身の興味・関心に基づき、言語学・英語学の様々な分野の中からテーマを選択できるようにしている。また、口頭発表やレポート作成等の様々な活動を通して、目標に向かって自ら研究を進めていくための計画立案能力や文献をしっかり理解するための読解力、自分の意見をしっかりと伝えるための自己表現力といった能力が身につくよう指導することを心がけている。
|
|
■ 研究活動
英語学のなかでも、構文の形式と意味が中心的な研究分野で、具体的な研究テーマとしては、結果構文、Way構文、Time-away構文、使役移動構文等の特殊構文があげられる。これらの特殊構文は、たとえば[動詞(makeなど) +one’s way]という形から「苦労しながら道を進む」という特別な意味が生じるように、特定の形式に特定の意味が結びついているという共通した特徴を有するものの、どの構文をとってみても決して等質的ではなく、これら個々の構文の特性および類似した構文間の関係性をどう捉えるかということがしばしば論争の的となっている。このような複雑な構文現象をめぐるさまざまな問いに答えていくためには、まず各構文の本質的な特徴の徹底的な解明が必要であるが、実際に用いられる多くの言語データの観察から得られた記述的一般化に適切な説明的妥当性を与えることで理論構築を進めている。
また、これらの英語の特殊構文の研究で得られた知見をもとに、英語以外の言語の特殊構文の考察を行い、言語の普遍性と多様性の解明に貢献するような研究、すなわち、人間言語に共通した性質とは何なのか、実際の言語形式はどのような形が普遍的に好まれるのか、また、どのようなところで多様性がでてくるのかということを明らかにしようとしている。
|
|
■ 和光3分大学
和光3分大学
|
|